ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を
リーヴは花嫁衣装を着せられてしまいましたが、
まわりからは好評のようです
それとは別に ファッションショーの方は進み、
最後はクローディアのスピーチで全て終わった
感じになりました
なのですが、リーヴはステージへ登場するように
促されます
リーヴはどうする？
ユージーン
「リーヴさん、どうぞ！」
リーヴ
「なに？ どういうこと？
台本にそんなこと書いてないわよ！」
「しかも、この姿で！？」
ナハトの企みではなかったのですが
ナハト
「まあ、軽い挨拶くらいいいだろ？」
リーヴ
「あんたの仕業ね」
ナハト
「まて、違うぞ！ 俺じゃなくてク－－」
リーヴ
「ふんっ！！！」
観客もリーヴに登場してほしそうです
背景は舞台を見てる場面です
観客たち
「おいおい、主催者はまだかー？」
観客たち
「こんなに素敵なショーを開催してくれた
お礼を言わせてほしいわ！」
観客たち
「リーヴ！ リーヴ！ リーヴ！」
これは出るしかありません
背景は舞台裏です
リーヴ
「うっ・・・」
エリィ
「ふふっ、引くに引けなくなっちゃったわね」
花嫁衣裳で出ることになるとは
エオリア
「ほらほら～いってらっしゃい！
すっごく可愛いんだから大丈夫（音符）」
モモ
「わたしが、いっしょについてく・・・？」
リーヴ
「ひ、一人でいけるわよ
私もプリンセスなんだから・・・！」
クロエの変わりに犠牲になったナハト
リーヴ
「クロエ！」
クロエ
「はい！？」
リーヴ
「そこに倒れている障害物どかしといて！
動線の邪魔だから！」
クロエ
「は、はい！
（ナハト・・・許してください！）」
ついにリーヴが舞台へ
背景は真っ暗になります
リーヴ
「（まさか、こんなことになるなんて・・・）」
「（これも宣伝の一環だと思えば－－）」
背景は舞台を見ている場面です
リーヴ
「ど、どうも」
サーシャ作のドレス、大好評！
画面が揺れます
観客たち
「ワアアアアアア！！」
観客たち
「社長自らウェディングドレスを！？」
観客たち
「なんて可憐な！」
観客たち
「そのドレス、予約するわ！！」
クロスベル通信社も・・・中継！？
グレイス
「いいわよいいわよ！ こっち向いてー！」
「レインズくん！ 中継カメラ！」
レインズ
「はい！」
リーヴ
「オホホホホホ・・・
（なんだか気分よくなってきたわね）」
今度こそ無事に終了か？
リーヴ
「（こういうの、案外悪くないかも・・・）」
「皆さん、今日はご来場いただき、
ありがとうございます（ニコニコ）」
「観客に満面の笑みで手を振るリーヴの姿を
中継カメラは余すところなく捉えていた」
その頃、アーデントでは
背景は立派な部屋（公宮？）に変わります
カール
「失礼いたします
陛下、公都警察署長との会談のお時間－－」
アルバート
「ア・・・・・・」
カール
「陛下！ どうされましたか！」
子供の頃のリーヴです
背景は豪華な広い部屋です
リーヴ
「わたし、おじちゃまだいすき！」
「おとなになったら、
おじちゃまのおよめさんになるの！」
「おじちゃまとけっこんするー！（ぎゅっ）」
背景は立派な部屋に戻ります
アルバート
「うぅ・・・グスッ」
カール
「陛下！ 何ゆえに涙を・・・」
カールは状況を理解します
カール
「むっ この中継は・・・」
アルバート
「リーヴスラシルよ・・・おじちゃまと結婚すると
健気に言ってくれたリーヴスラシルよ・・・」
「兄さん、義姉さん、
リーヴは立派に成長しているよ・・・」
カール
「陛下、この催しは
ファッションショーといって－－」
それでもアルバートは見たくなかった
アルバート
「わかっている！
だが・・・だがしかし・・・」
カール
「陛下 今宵はお気の済むまで
私が晩酌にお付き合いしましょう」
アルバート
「ああ・・・うぅっ」
「こうして、大盛況のうちに
ブライダルファッションショーは幕を閉じた」
これで「第７話」は終了です
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