暁の軌跡をやってみた1384(After/Future 第1話 その2)

リーヴは現在、アーデント市内で 自分の会社の社長業に

専念しているようです

 

そんな中、叔父であるアルバート大公に呼び出され

公宮で話をしています

 



レミフェリアを取り巻く状況

 

アルバート大公

「我がレミフェリア公国は今でこそ“中立国”としての立場ではあるが

今後、その立場も盤石とは言い難い」

「帝国、ないしは共和国による圧力がかかれば

この地で戦火が上がることも避けられないかもしれない」

 

リーヴ

「!!」

 

大公自身の命も・・・

 

アルバート大公

「勿論、分かっている 大公として

決してそのような事態にはさせないつもりだ」

「だが・・・もし、万が一が起きた場合、

そのときは私も覚悟をせねばなるまい」

 

リーヴ

「おじ・・・さま」

 

カール

「・・・」

 

そこで、大公から重大な決断

 

アルバート大公

「極論ではあるがな しかし、この国の未来について

お前にも考えておいてもらいたいと思ったのだ」

 

リーヴ

「それって・・・」

 

アルバート大公

「リーヴスラシルよ

時期尚早かもしれないが--」

「いずれはこの国の大公を継いでほしい」

 



次期国王の任命!

 

アルバート大公

「私が老いて退くときか、凶弾や凶刃に倒れたときか、

それはまだ分からない」

「けれど、お前にはそのことを

少しでも考えてみてほしいんだよ」

「兄さんたちの血を受け継ぐお前に」

 

リーヴ

「・・・・・・」

 

リーヴの反応は如何に?

 

アルバート大公

「まあ、こういう話は

幼馴染のあの子にも相談し--」

 

リーヴ

「・・・私が・・・レミフェリアの・・・」

「ふっ フフフ・・・」

 

アルバート大公

「どうした?」

 



リーヴ、ブチ切れ

 

画面が揺れます

 

リーヴ

「何の話かと思えばそんなこと!?

わざわざ聞きに来て損したわ! 大損よ!」

 

カール

「リーヴスラシル様!」

 

自身の将来は自身で!

 

リーヴ

「いい? 私の未来は私が決めるの」

「大公を継ぐかどうかも私が自分の意思で決めるわ」

「血筋がどうとか、関係ない」

「そうやってここまで生きてきたんだから」

 

アルバート大公

「・・・ああ」

 

継がないとは言ってない?

 

リーヴ

「ま、気が向いたらまた話だけでも

聞いてあげてもいいわ」

 

アルバート大公

「!」

 



リーヴに反対されたが

 

リーヴ

「他に用がないなら会社に戻るけど」

 

アルバート大公

「ああ 時間を割いてくれてありがとう」

 

リーヴ

「ふんっ 次は導力通信にしてちょうだい!」

 

大公からすると悪くなかった?

 

カール

「・・・よろしかったのですか?」

 

アルバート大公

「ははは、よかったよ」

「また話を聞いてくれるそうだ」

 

カール

「ほう・・・それは確かに良い傾向かもしれませぬな」

 

どのみち“今すぐ”の話ではない

 

アルバート大公

「私もそう簡単にこの座は空けないさ

カール、お前もまだまだ長生きしてくれよ」

 

カール

「御意 この命は陛下とともにありますゆえ

ご安心を」

 

アルバート大公

「(兄さん、義姉さん

レミフェリアは新たな局面を迎えつつある・・・)」

「(だからあの子のことをずっと見守ってあげてくれ)」

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