暁の軌跡をやってみた1263(Bride or…? 第3話)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

ナハトたちは、ウェディングドレスのモデルが

少ないことで困っています

 

一方、タリーズの妻 エルサは、夫婦仲が

うまくいってないことに悩んでいます

 

クロエは これを解決するという自信アリの提案を

出してきましたが、ちょっと強引な気も・・・

 



ウェディングドレスの試作

 

背景は高層ビルのオフィスです

 

「--IBCビル《エルフェンテック》社--」

 

サーシャ

「リーヴ社長、失礼いたします」

 

リーヴ

「お疲れ様 進捗はどう?」

 

予定通り進んでいます

 

サーシャ

「はい まもなくショー用の

ウェディングドレス10点が完成いたします」

 

リーヴ

「そう 量産体制は?」

 

サーシャ

「すでに整っております

ショー終了後、すぐに予約・販売可能の見込みです」

 

リーヴ

「素晴らしいわね

あとで品質チェックに行くから」

 

サーシャが見せたいドレス

 

サーシャ

「ご多忙のところ申し訳ありませんが取り急ぎ1点、

ご確認いただきたいドレスが」

 

リーヴ

「いいわよ 見せて」

 

サーシャ

「こちらです」

 

「サーシャは紫色を基調としたドレスを差し出した」

 

リーヴも気に入るデザインです

 

リーヴ

「あら、可愛いじゃない!

色味も綺麗」

 

サーシャ

「ベースが白の生地ですから、染料を使うことで

更にパターンを増やせるかと思いまして」

 

リーヴ

「流石サーシャ!

染料の分の予算も組んであげる」

 

サーシャ

「ありがとうございます」

 



ドレスを着ないリーヴ

 

サーシャ

「・・・せっかくなのでご試着されてみますか?」

 

リーヴ

「悪いけど、遠慮するわ

ちょっと忙しいのよね」

 

断られて、この件は終わり?

 

サーシャ

「大変失礼いたしました

では係の者にお茶を用意させます」

 

リーヴ

「ありがとう

サーシャも休めるときに休んでおくのよ」

 

サーシャ

「はい、かしこまりました」

 

サーシャは何か考えてるようです

 

サーシャ

「・・・・・・」

 

リーヴ

「ん? どうかした?」

 

サーシャ

「いえ、お気になさらず」

 

リーヴ

「そう まあいいわ」

 

サーシャ

「・・・・・・」

 



サーシャの狙い

 

背景は真っ暗になります

 

サーシャ

「(見たい・・・!)」

「(このドレスを着たリーヴ様の姿を・・・!)」

「(リーヴ様のためを想い、私が手縫いした

特製のドレス・・・)」

 

少々曲がったリーヴへの愛

 

サーシャ

「(リーヴ様もいつの日か

ご結婚される日がくるでしょう)」

「(その時が来ればドレス姿は見れるかもしれない・・・)」

「(けれど私は! まだあどけなさの残る今のリーヴ様が

このドレスを着ている姿を目に焼き付けたい)」

「(自然に着替えていただくために

何かいい方法は・・・)」

「!」

 

そんな中、社員が失態を

 

背景がオフィスに戻ります

 

マフィア崩れの社員A

「社長! お茶ァ持ってきました!」

 

リーヴ

「ノックくらいしなさいよ!」

 

マフィア崩れの社員A

「すいません!」

「では、こちらに・・・あああ!!!」

 

画面が揺れます

 

「元マフィアの社員は手を滑らせ

リーヴの書類にお茶をこぼしてしまった」

 



これは使える!

 

さらに画面が揺れます

 

リーヴ

「な、な・・・なにやってんのよ!!!」

 

サーシャ

「リーヴ様! 火傷はされておりませんか!?」

 

リーヴ

「私は平気だけど、

書類が台無しよ!!」

 

お茶をこぼす・・・これは!

 

マフィア崩れの社員A

「すいません! すぐに別のお茶ァ持ってきます!」

 

リーヴ

「いらないわよ!

あんたってやつはいつもいつも・・・!(ガミガミ)」

 

マフィア崩れの社員A

「ヒィ~~~っ」

 

リーヴ

「まったく・・・!

お茶汲みは元専務と元常務にやらせるに限るわね」

 

サーシャは思いついたようです

 

サーシャ

「・・・・・・」

 

リーヴ

「ちょっと、サーシャ?

そんなに難しい顔してどうしたの?」

「あなた、今日は様子が変よ?」

 

サーシャ

「あ、いえ

リーヴ様に大事なくて安心いたしました」

 

誰かを犠牲にするとは?

 

サーシャ

「では、私も作業に戻ります

何かありましたらいつでもお呼びください」

 

リーヴ

「ええ・・・ 分かったわ」

 

サーシャ

「(あとは、誰が犠牲になるか--)」

 

これで「第3話」は終了です

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