ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を
リーヴの企画は、《エルフェンテック》社の社員
総出で行うようです
そしてナハトたち試験班も手伝うことになります
誰も乗る気でない中、クロエだけは違うようです
企画は“ブライダルファッションショー”
背景は港湾区に変わります
グレイス
「ブライダルファッションショー?」
ナハト
「はい またリーヴが変なことをおもいつきまして・・・」
グレイス
「あはは! あの社長、よくもまあ次々と面白いことを
企画してくれるわねぇ」
「君たちも一緒にいて飽きないでしょ」
ナハト
「え、いや--」
グレイスの提案
グレイス
「羨ましいな~ 試験班にいれば
とんでもないスクープの瞬間に立ち会えそうね」
「私もスクープの最前線にいきたいなぁ~」
「そうだ!
ねえねえナハト君 お姉さんと取引し・な・い?」
ナハト
「えっ!?」
レインズ
「グレイスさん あんまりからかうと
いつか自分自身がすっぱ抜かれますよ」
注意されても懲りないグレイス
グレイス
「あら、それいいじゃない」
「スクープされる者の気持ちを知るっていうのも
また記者としてのランクが上がりそうね」
「レインズくん、採用!」
レインズ
「すみません
この人いつもこの調子だから気にしないで」
ナハト
「ははは・・・」
クロスベル通信社と交渉
グレイス
「それで、ナハト君の頼みって言うのは
そのファッションショーを記事にしてほしいってこと?」
ナハトからちょっと強引な要望
ナハト
「はい できれば一面で・・・」
グレイス
「う~ん、そうきたか~」
「一面ってその日の表紙になる大切な記事なのよね」
「そのショーに表紙を飾る価値はあるのかしら?」
ナハト
「(おお・・・、声のトーンが変わった・・・!)」
実は秘策があり、自信ありです
ナハト
「一応、サプライズでゲストが
登場することになってまして・・・」
グレイス
「へぇ~ 差し支えなければそのゲストを教えてくれる?
検討材料にさせてほしいわ」
「あ、絶対に情報は漏らさないから安心して!」
ナハト
「・・・クローディア王太女殿下です」
グレイス
「え?」
これはクロスベルタイムズの目玉
ナハト
「リベール王国のクローディア王太女殿下が
ウェディングドレスを着てランウェイを歩く予定です」
グレイス
「はい!! 一面採用!!!!!」
ナハト
「ええっ!?」
総力を挙げた取材に
グレイス
「レインズ君!!
うちの導力カメラをありったけ用意しといて!」
「中継用の大型のやつもね!」
レインズ
「待ってくださいよ! その日の一面はマフィア同士の
抗争をテーマにした僕の記事が--」
画面が揺れます
グレイス
「誰がそんなむさ苦しい一面の新聞なんて買うのよ!
ほらほら、各所に報告・連絡・早急に!」
レインズ
「僕の・・・命がけの取材が・・・」
交渉は成功でしたがレインズには
ナハト
「なんか、すみません・・・」
レインズ
「いや、いいんだ・・・慣れてるから・・・
また潜入取材すればいいんだ・・・」
ナハト
「(どこも上司には苦労してるんだな・・・)」
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