暁の軌跡をやってみた1257(Bride or…? 第1話 その3)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

ギルドの室内で、試験班4人がミーティング中です

 

リーヴは《エルフェンテック》社のビジネスを

広げる話をし出し、

それは遊撃士の依頼を回してもらうというものです

 

そんな中、突然の来客があったようです

 



西通りのタリーズが依頼

 

クロエ

「わっ!(ビクッ)」

 

タリーズ

「た、助けてくれ!!

大変なことになってしまって!」

 

ロナード

「あんたはタリーズ商店の・・・」

 

タリーズ

「と、とにかくウチにきてくれないか!?

人手が必要なんだ!」

 

早速リーヴが依頼を横取りに

 

ナハト

「分かりました

それではまずこちらで依頼の手続きを--」

 

リーヴ

「緊急時にそんな面倒な手続きは必要ありません

あなたの依頼は《エルフェンテック》が引き受けましょう」

 

ナハト

「は?」

 

ロナード

「お?」

 

クロエ

「リーヴさん!?」

 

とにかく全員出動です

 

タリーズ

「今は遊撃士でも《エルフェンテック》さんでもなんでもいい!

はやく手伝ってくれ!」

 

リーヴ

「ええ 喜んで

ほら! あんたたち行くわよ!!!」

 

画面が揺れます

 

3人

「えぇっ!?!」

 



タリーズの発注ミス

 

背景が変わり西通りです

 

ナハト

「な、なんだこりゃ・・・」

 

ロナード

「こいつは確かに大変だな・・・」

 

「試験班を待ち受けていたのは倉庫を埋め尽くすほどの

大量の白い布地だった」

 

100枚のつもりが、1万枚!

 

リーヴ

「なるほどね」

 

クロエ

「いったい何があったんですか?」

 

タリーズ

「昨日の夕方、

店を閉めた後に商品の発注をしてたんだ」

「在庫を切らしちゃいけないと思って、

どの商品も多めに頼んだんだけど」

「布地1ロット=100枚ってことを

すっかり忘れてて・・・」

 

クロエ

「専門店でもなければ

普段から発注しませんもんね」

 

タリーズ

「そうそう で、昨日の僕は100ロットと記入して

発注をかけてしまったんだ・・・」

 

大損害の上、邪魔な布

 

ロナード

「ってことは・・・

ここには1万枚の布があんのか?」

 

タリーズ

「いや、この倉庫には半分しか入らなかった

残りは自宅と店の中に置いてある」

「ああ、あと百貨店のタイムズさんに

無償で1000枚譲ったよ」

「3か月分の売上が僕のミスでパーさ

妻は呆れて口を聞いてくれない」

「はぁ・・・ なんてこった・・」

 

クロエ

「タリーズさん・・・」

 



急務は布の保管先

 

ロナード

「これから考えるのは

9000枚近くの過剰在庫をどうするかってとこか」

 

タリーズ

「ひとまず自宅と店にある分を

どこかに移動してくれないかい?」

「今のままだと生活も営業もままならないんだよ」

 

ナハト

「あの、返品とかは・・・?」

 

返品は不可のようです

 

タリーズ

「これまた恥ずかしい話なんだけど、

この状況を知る前に納品書にサインしてしまったんだ」

 

ナハト

「あぁ・・・」

 

ロナード

「まあ、まさか布が10000枚卸されてるとは

思わねえもんな」

 

タリーズは後悔してもしきれない

 

タリーズ

「ミスにミスを重ねて家族の生活まで脅かすなんて

僕は経営者としても夫としても親としても失格だ!!」

 

クロエ

「タリーズさん! 泣かないでください!」

「前向きに考えましょう!

しばらくは布の在庫に困りません!」

 

ナハト

「お前、全然フォローになってないぞ」

 

手分けして場所を提供へ

 

ロナード

「過ぎたことを嘆いていてもしょうがねえし、

とりあえずギルドに運べるだけ運ぶか?」

 

ナハト

「そうだな 少しなら俺の部屋にも置けるし」

 

クロエ

「私の部屋にも置いていただいて

大丈夫ですからね!」

 

タリーズ

「おおお・・・ 本当に助かるよ・・・!」

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