暁の軌跡をやってみた1229(Bracer’s kitchen! エピローグ)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

料理大会を終え、遊撃士たちは互いに健闘を

称え合ったりと和やかな雰囲気で会場を後にします

 

そしてロレントへ帰る二人の話になります

 



料理大会は何とか無事に

 

背景は山道の入り口です

 

「--エリーズ街道」

 

エステル

「ああああああ、疲れた~」

 

ヨシュア

「大変な一日・・・いや、一週間だったね」

 

即席の圧力鍋、うまくいきました

 

エステル

「本当よ お料理ってこんなにも大変なのね」

「しかも審査員はあの3人

練習の時以上に神経使っちゃったわ・・・」

 

ヨシュア

「鍋を堂々とあんな風にしたのに?」

 

エステル

「肉じゃがを美味しく仕上げるためだもん

あの時はもうヤケクソだったし」

 

ブライト家の料理を食べて貰いました

 

エステル

「はぁ・・・お母さんはどんな気持ちで

あの肉じゃがを作ってくれてたのかな」

 

ヨシュア

「エステル・・・」

「きっと、今日の皆と同じ気持ちで

作っていたと思うよ」

「食べてくれる人の為に真心を込めて・・・」

 

エステル

「ええ・・・そうよね!」

 

もう帰るだけ、ですが・・・

 

エステル

「あー、お腹すいてきちゃった!

はやく帰りましょ!」

 

ヨシュア

「うん!」

 

エステル

「久々にここから家まで競争よー!」

 



陰で支えた3人目

 

???

--ガサガサッ

 

ヨシュア

「ん?」

 

???

--(コソコソ)

 

ヨシュアだけが気付きます

 

ヨシュア

「あっ・・・

エステル、ちょっと待って!」

 

エステル

「なによー? 置いてっちゃうわよー!」

 

ヨシュア

「・・・レン? 出ておいで」

 

エステル

「え? レン!?」

 

「ヨシュアが声をかけると、

木の陰に隠れていたレンが姿を見せた」

 

空から“百年古酒”が降ってきたのは

 

ヨシュア

「やっぱりあれは君だったんだね」

 

レン

「あら、何のことかしら?」

 

ヨシュア

「君とパテル=マテルのおかげで

僕たちの料理が完成したんだ」

「本当にありがとう、レン」

 

エステル

「??

どういうこと?」

 

レンは不機嫌な様子

 

レン

「勘違いしないで、ヨシュア」

「レンはどこかの誰かさんが持って行った

“みっしぃサイダー”を探していただけよ」

「すっごく楽しみにとっておいたのに」

 

エステル

「あ!!」

「ごめ~ん ちゃんと持って帰ってきたから!」

 

レン

「・・・(ぷいっ)」

 

エステル

「レン~~~」

 

ヨシュア

「あはは、食べ物の恨みってやつかな」

 



許してもらうには

 

エステル

「レン、許して?」

 

レン

「じゃあ、レンにも

あの料理を作ってちょうだい」

「美味しかったらエステルのこと許してあげる」

 

エステル

「!!」

 

ヨシュアも調理に参加することに

 

ヨシュア

「だったら僕も一緒に作っていいかな?

僕からはお礼の意味を込めて」

 

レン

「お礼? そうね、エステルだけだと

ちょっぴり不安だし、いいわよ」

 

エステル

「ちょっとレンまでそんなこと言う~」

 

ヨシュア

「ははっ 決まりだね」

「今日は父さんも帰ってくるし

皆で食べよう」

 

三人は家路につきます

 

エステル

「あ! それならシェラ姉も呼びましょ!

アタシたちの特訓の成果、味わってもらうんだから!」

 

ヨシュア

「いいね そうと決まれば--」

 

エステル

「うん!

レン、一緒に帰ろうね」

 

レン

「・・・(こくり)」

 

「手を繋いだ3つの影は

ロレントの実家へと帰っていく--」

 

料理大会は大成功だったようです

 

背景は真っ暗になります

 

「翌日のリベール通信には各チームのレシピと

ドロシーの厳選した写真が掲載され」

 

「増刷するほどの大人気記事になったとか・・・」

 

「おしまい」

 

これでエピローグは終了です

「Bracer’s kitchen!」もようやく終了です

 

これを読んでくださった方もお疲れ様です

 

次は、これを書いてる途中で発生したイベント、

「ナハトの奮闘記Vol.23-アリオス編」です

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