暁の軌跡をやってみた1211(Bracer’s kitchen! 第5話)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

ボース支部代表チームは致命的なハプニングが

起きましたが、なんとか一品作り上げました

 

チームワークに問題のある二人でしたが、

最後は(少し)協力的になったようです

 



時は戻り、ルーアン支部編

 

背景はグランアリーナです

 

「ナイアルによるスタートの号令と同時に

各チーム一斉に調理を開始した」

 

「~ルーアン支部代表チームの隠し味~」

 

レイス

「よっしゃあ! ディン、カルナさん!

ルーアン支部の実力みせてやれー!」

 

ロッコ

「ディンのやつ、ヘマしなければいいんだが・・・」

 

カルナ

「さて、とびっきり美味しいものを作ろうか」

 

ディン

「は、はい! えーっとレシピレシピ・・・」

 

食材には思い入れがあります

 

カルナ

「ディン!

レシピは後、まずは食材からだよ」

 

ディン

「は、はい!!! それで何から--」

 

カルナ

「まずはコーンムーバーから取れたコーンを炒めるよ!

すぐ出しな!」

 

ディン

「コーン・・・

ハッ・・・」

 

回想になります

 

背景は山道に変わります

 

「~数日前、ヴィスタ林道~」

 

ディン

「ひぃ・・・、カルナさん、

どこまで・・・いくんすか・・・」

 



ルーアンチームの食材は

 

カルナ

「食材を集めながらリベールを時計回りに

歩いてグランセルに向かうつもりなんだけど」

 

ディン

「えっ?」

 

カルナのほうはやる気です

 

カルナ

「良い食材がありそうな場所といえば

霧降り峡谷辺りだろうね」

 

ディン

「ちょっとまっ--」

 

カルナ

「そういえばこの辺りにも面白い魔獣が--」

 

このやり方にディンは疑問を

 

ディン

「カルナさん! ちょっといいっすか!?」

 

カルナ

「ん? どうしたんだい?」

 

ディン

「ルーアンから定期船に乗れば

グランセルなんて半日もかからずに着くじゃないっすか!」

「なんでわざわざ遠回りを・・・

しかも魔獣を倒しながらなんて・・・」

 



カルナの信念

 

カルナ

「いいかい、ディン

この料理大会は公爵の余興なんかじゃない」

「勿論アタシ自身、

ミラや名誉のために参加するわけでもない」

「あの通知には『今後のリベール王国の発展や

活性化に一役買ってほしい』と書いてあった」

「アタシはその言葉に胸を打たれてね」

「最高の料理を作ることで

それがリベールの未来につながって」

「ゆくゆくはこの動乱の時代が

平和の時代に変遷するかもしれない--」

「そう考えたわけさ」

「たかが遊撃士が何言ってんだって

思うかもしれないけど」

「アタシは美味しい料理ってのには

“それ”ができる可能性を感じている」

 

ディンに問いかけます

 

カルナ

「この先、観光客が増えれば

アタシたちの仕事も増えるだろう」

「でもリベールが魔獣だらけの国だったとしたら

アンタは来たいと思うかい?」

 

ディン

「いえ・・・」

 

カルナ

「だろ? だからアタシは料理大会と

その先にある事を見つめて行動したいのさ」

 

ディンは理解してくれたようです

 

ディン

「・・・カルナさん」

 

カルナ

「?」

 

ディン

「半端ねえっす・・・ 俺、感動しました!」

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