ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を
任務でリベールに来ていたナハトは
ルーアンでカルナの依頼を受けることになります
その名も、「カルナ式猛特訓法」
クロエがリハビリを兼ねて行ったという話を聞き
大したことはない、と思いましたが
それは 魔獣を全部倒しながらのマラソンという
過酷な内容でした
これがカルナ式猛特訓
ナハト
「じゅ、10往復・・・！
それも魔獣を全部倒しながら・・・！」
カルナ
「これがカルナ式特訓法さ さあ、付いておいで！」
ナハト
「ひ、ひぃぃ～！！」
ナハトには問題ない特訓？
「－－１往復目」
ナハト
「ま、魔獣はそれほどでもないが・・・、
全部を倒していくのは辛いな」
カルナ
「ほら、なにをぐずぐずしてるんだい
２往復目行くよー」
「－－２往復目」
ナハト
「（走るのは猟兵時代で慣れてるし、魔獣退治も
問題ない だが、二つ同時となると・・・）」
カルナ
「こらこら、訓練はまだ始まったばかりだよ
はい、しゃきしゃき走る！」
そろそろ余裕がなくなってきます
「－－３往復目」
ナハト
「た、体力はまだあるが、
補給用物資の残りが心細くなってきたな・・・」
カルナ
「持久戦の訓練も兼ねてるからね アーツやアイテムを
無駄遣いしてると、すぐにへばっちまうよ」
「－－４往復目」
ナハト
「何とかアーツや道具に頼らない戦い方が
できるようになってきたけど・・・」
カルナ
「その調子その調子・・・
けれど、今度はスタミナが危ないようだねえ」
ナハトはギブアップか？
「－－５往復目」
ナハト
「カ、カルナさん、少し休憩にしませんか
少しだけ・・・少しだけでいいので・・・」
カルナ
「なんだい、だらしないねえ
まだ半分だってのに」
「ま、丁度いい頃合いか
ジョギングはやめて、散歩にしようかね」
余裕すぎるカルナ
マリィ
「あっ、カルナさん！」
ダニエル
「迎えに来てくれたの？」
マリィとダニエルには顔グラがあります
マラソンの途中ですが任務へ？
カルナ
「魔獣に襲われると危ないからね
孤児院まで送って行ってあげるよ」
ポーリィ
「お兄さんはお疲れなのー？」
クラム
「だ、大丈夫か、兄ちゃん？」
ポーリィ・クラムにも顔グラがあります
ナハト
「い、いや、大丈夫
これでも遊撃士だからな・・・！」
「（カルナさん、魔獣退治のついでに、
子供たちの送り迎えまでこなすのか）」
さらに任務が増えます
観光客１
「あ、今朝の遊撃士さんだ！」
観光客２
「そろそろルーアンのホテルに帰りたいんで、
護衛をお願いしてもいいですかー？」
ナハト
「（・・・え！？）」
これにはナハトも驚きます
カルナ
「今朝、あたしに護衛を頼んだお客さんだね
ああ、もちろんいいとも」
「お前たち、観光客の皆さんと一緒だけど、
お行儀よくしてるんだよ」
子どもたち
「はーい」
ナハト
「（魔獣の掃討、子供の送迎、観光客の護衛、
しかも俺の特訓に付き合いながら・・・）」
「（－－って！ 感心してる場合じゃない！）」
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