ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を
依頼内容:
エインセル号に戻ったロナードは辺りを見回し、
艦橋の片隅で端末を操作するジリアンを見つけた
ロナードは“けじめ”へ
エインセル号のゲートへ
背景は真っ暗です
「エインセル号に戻ったロナードは
あたりを見回し--」
「艦橋の片隅で端末を操作する
ジリアンを見つけた」
ちょうど二人きりに
背景はエインセル号のコックピットになります
ロナード
「なんだ、ジリアン
そんなところにいたのか」
ジリアン
「お帰りなさい、ロナード
今、搭載物資のチェックをしていたのよ」
ロナード
「それはお前の仕事じゃないだろう?」
「少しは休まないとダメだぜ」
ジリアン
「ええ、そのつもりだったけれど・・・」
「こんな状況じゃ、横になっても眠れないわ」
ロナード
「それでも、だ
今日は大変だったんだし--」
ジリアン
「それは、みんなだって一緒でしょ?」
心配なのはジリアンの体です
ロナード
「いや、お前は・・・
その、身体のほうは大丈夫なのか?」
ジリアン
「問題ないわ」
「エインセル号の修理も順調だし
早ければ夜明け前に出発よ」
「だったら、何か作業をしていたほうが
落ち着くし--」
ジリアンを置いて行く?
ロナード
「・・・ジリアン
お前は、このエイヤに残ってくれ」
ジリアン
「えっ・・・?」
ロナード
「全てが終わったら迎えに来る
だから・・・」
ジリアンは反対します
ジリアン
「・・・ちょっと何を言っているの!
私だけ置いていくつもり?」
ロナード
「明日、すべてに決着がつく」
「これが最後なんだ・・・!
お前を危険な目に遭わせるわけには・・・」
ジリアン
「私だって試験班の一員よ!」
「危険は承知の上で
この任務に参加しているんだから--」
「守ってもらう立場じゃないわ・・・!」
妊娠してるジリアンを思えばこそ
ロナード
「お前ひとりの身体じゃないだろう!」
ジリアン
「・・・・・・!」
ロナード
「今日の無茶な着陸を聞いたとき
気が気じゃなかったんだぜ」
「お前ひとりでも心配だってのに
お腹の子に影響が出たらどうするんだ?」
「お前が今、守らなきゃいけないのは
俺たちの子だろう」
ジリアン
「ロナード・・・」
ロナード
「いろいろ・・・すまなかった」
「・・・俺たち、ゆっくり話をする
時間がなかったな」
ジリアン
「・・・そうね」
コメント