ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を
発着場でドロシーに捕まりましたが、
ドロシーは同行するとは言いませんでした
ただし、彼女の導力カメラ(ポチ君)を
押し付けようとします
導力カメラを引き受ける
ドロシー
「ですから私の目の代わりに、このポチ君で
皆さんが見たものを撮ってきてほしいんです」
ナハト
「(後世の人々に伝える記録か・・・)」
「(それは《戦争卿》の計画を止めてこその--)」
クロエは引き受けたくなりました
クロエ
「わかりました!
お預かりします!」
ナハト
「ええっ、おい、クロエ!
何を勝手に・・・?」
ナハトに説得します
クロエ
「いいじゃないですか、ナハト!」
「私たちの偉業がこの先の未来に
伝わるんですよ!!」
ナハト
「偉業ってお前な--」
クロエ
「ドロシーさんの記者魂
確かに受け取りました!」
ナハト
「はぁ・・・ だけど導力カメラの操作なんて
俺たちには--」
マニュアルも用意されてます
ドロシー
「それならこの取り扱いマニュアルを
見てください!」
「ドロシーはカバンから
分厚いノートを取り出した」
ドロシー
「これは、私がこれまでのカメラマン人生で培った
ノウハウを書き込んだノートです!」
クロエ
「す、すごい・・・」
今からお手本を見せる?
ドロシー
「あ、でも安心してください!」
「いい写真を撮るには習練が必要ですけど
撮影の基本操作はいたって簡単です」
「お手本として
おふたりの写真を撮ってみましょうか」
「ささ、並んでください」
クロエ
「あっ、はい」
ナハト
「こんな感じで--」
2ショットを撮る流れに
ドロシー
「おおっ、いいですねー
もっと近寄ってみましょうか」
ナハト
「えっと・・・」
クロエ
「こうですか?」
ドロシーの言葉でいい感じの写真?
ドロシー
「うんうん(音符) キュートですねー
もっと近くに・・・肩を寄り添ってみましょう」
ナハト
「えっ・・・?
あの・・・」
ドロシー
「おふたりとも表情が硬いですよ~
にこやかに~スマイルスマイル~(音符)」
恋人同士という設定
ドロシー
「うんうん(音符) 初々しいですね~
日曜学校を出たての恋人同士みたい(音符)」
「腕を組んじゃいましょうかね~?」
ナハト
「ええっ!?」
ドロシー
「はい、
1枚いただきました(音符)」
どんな写真のなったのやら
クロエ
「あっ、もう!
撮るなら言ってくださいよ~」
ナハト
「ははは・・・
(ち、近いぞクロエ・・・)」
ドロシー
「はい、その表情いただきます(音符)」
「うん 2枚目のほうは自然な笑顔で
写っていると思いますよ~」
やっとドロシーから開放されます
ドロシー
「ああ~~ポチ君としばしのお別れ・・・
寂しいけど、私の代わりに頑張ってきてね!」
クロエ
「それでは、責任をもってお預かりします」
ナハト
「戻ったら連絡します」
ドロシー
「皆さん、気を付けて
いい写真期待してますよ~~(音符)」
「ドロシーに見送られて、エインセル号は
アーデントから北の孤島へ向けて出立した」
ここで 一旦終了です
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