ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を
就寝中のナハトたちに緊急連絡が入ります
ヨルムンガルドαがエイヤの火口から
洞窟に突入したようです
ナハトたちは仮設工房へ、
ジリアンはエインセル号へと向かいました
仮設工房ではラッセル博士のほうから
島に住人がいると話します
ナハトたち試験班しか知らないはずでしたが・・・
ラッセル博士はお見通し
ロナード
「(子ども社長・・・そこまで教えたのか?)」
リーヴ
「(私は何も言っていないわよ)」
ラッセル博士
「君たちの様子・・・何か言えない事情が
あるのは察しておったよ」
オルソンのノートでばれた?
ラッセル博士
「リーヴ君から預かった
オルソン氏のノートが裏付けとなった」
「アルト少年が助けられたという
エイヤの民があの島に住んでいるのじゃな?」
ナハト
「・・・そうです」
さらに判ったことがあります
ラッセル博士
「うむ・・・
そして、彼らの目的は恐らく--」
ナハト
「わかったんですか!?」
ラッセル博士
「これは、あくまでも予測の範囲じゃがな
順を追って話そう」
振動を与え岩を破壊
ラッセル博士
「このノートにはある理論が書かれていた」
「それは、遠く離れた物体に
強烈な振動を加えるという効果じゃ」
クロエ
「振動・・・?」
ロナード
「そいつとエイヤにどんな関係が?」
少年時代に考案された技術ですが
ラッセル博士
「ノートに書かれたほどの強い振動ならば
岩石は割れ、流体は高熱を発することになる」
ロナード
「地割れを意図的に起こす--」
ナハト
「でも、そんなものが作れるんですか?」
ラッセル博士の見解は
ラッセル博士
「初期段階の理論が40年も前に着想されたなら
現在、完成していてもおかしくはないじゃろう」
「事実、《ライアットVC》が開発した
鉱山用の新型爆弾はその理論を応用しておる」
ナハト
「じゃあ、もう完成しているんですね・・・?」
ヨルムンガルドαの秘密兵器
ナハト
「・・・・・・!!
まさかあのαに搭載されているんですか?」
ラッセル博士
「うむ・・・ヨルムンガルドαに搭載されていた
用途不明の導力装置がそうじゃろう」
「爆弾のように起爆を伴わず
硬い岩盤を破壊する効果が得られるとなれば--」
秘密兵器はエイヤで使うため
クロエ
「で、でも公都襲撃に使わなかったのは
何か問題があったんでしょうか?」
ラッセル博士
「他に目的があったようじゃな」
「ヨルムンガルドαが墜落ではなく
意図してあの火山島に突入したのだとしたら--」
クロエ
「あ、あの島に・・・?」
《戦争卿》の狙い
ナハト
「ま、まさか火山が狙いなんですか!?」
ラッセル博士
「・・・残念じゃが
そう考えると、合点がいくのじゃよ」
リーヴ
「火山を刺激することで
マグマの噴火を誘発させる--」
「狙いは、地下に埋蔵された
大量のセプチウムね!」
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