暁の軌跡をやってみた1081(無情 その5)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

就寝中のナハトたちに緊急連絡が入ります

 

ヨルムンガルドαがエイヤの火口から

洞窟に突入したようです

 

ナハトたちは仮設工房へ、

ジリアンはエインセル号へと向かいました

 

仮設工房ではラッセル博士のほうから

島に住人がいると話します

 

ナハトたち試験班しか知らないはずでしたが・・・

 



ラッセル博士はお見通し

 

ロナード

「(子ども社長・・・そこまで教えたのか?)」

 

リーヴ

「(私は何も言っていないわよ)」

 

ラッセル博士

「君たちの様子・・・何か言えない事情が

あるのは察しておったよ」

 

オルソンのノートでばれた?

 

ラッセル博士

「リーヴ君から預かった

オルソン氏のノートが裏付けとなった」

「アルト少年が助けられたという

エイヤの民があの島に住んでいるのじゃな?」

 

ナハト

「・・・そうです」

 

さらに判ったことがあります

 

ラッセル博士

「うむ・・・

そして、彼らの目的は恐らく--」

 

ナハト

「わかったんですか!?」

 

ラッセル博士

「これは、あくまでも予測の範囲じゃがな

順を追って話そう」

 



振動を与え岩を破壊

 

ラッセル博士

「このノートにはある理論が書かれていた」

「それは、遠く離れた物体に

強烈な振動を加えるという効果じゃ」

 

クロエ

「振動・・・?」

 

ロナード

「そいつとエイヤにどんな関係が?」

 

少年時代に考案された技術ですが

 

ラッセル博士

「ノートに書かれたほどの強い振動ならば

岩石は割れ、流体は高熱を発することになる」

 

ロナード

「地割れを意図的に起こす--」

 

ナハト

「でも、そんなものが作れるんですか?」

 

ラッセル博士の見解は

 

ラッセル博士

「初期段階の理論が40年も前に着想されたなら

現在、完成していてもおかしくはないじゃろう」

「事実、《ライアットVC》が開発した

鉱山用の新型爆弾はその理論を応用しておる」

 

ナハト

「じゃあ、もう完成しているんですね・・・?」

 



ヨルムンガルドαの秘密兵器

 

ナハト

「・・・・・・!!

まさかあのαに搭載されているんですか?」

 

ラッセル博士

「うむ・・・ヨルムンガルドαに搭載されていた

用途不明の導力装置がそうじゃろう」

「爆弾のように起爆を伴わず

硬い岩盤を破壊する効果が得られるとなれば--」

 

秘密兵器はエイヤで使うため

 

クロエ

「で、でも公都襲撃に使わなかったのは

何か問題があったんでしょうか?」

 

ラッセル博士

「他に目的があったようじゃな」

「ヨルムンガルドαが墜落ではなく

意図してあの火山島に突入したのだとしたら--」

 

クロエ

「あ、あの島に・・・?」

 

《戦争卿》の狙い

 

ナハト

「ま、まさか火山が狙いなんですか!?」

 

ラッセル博士

「・・・残念じゃが

そう考えると、合点がいくのじゃよ」

 

リーヴ

「火山を刺激することで

マグマの噴火を誘発させる--」

「狙いは、地下に埋蔵された

大量のセプチウムね!」

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