第1話と第2話は リーヴのエピソードでした
第3話は ノアのようです
ノアの故郷
背景は山道の入口です
「--七耀暦1206年 某日
レミフェリア公国 デナイの森」
ノア
「~(音符)」
カタリナ
「ノアくん、ご機嫌ね(音符)」
ノア
「あはは、デナイに帰ってくると
歌いたくなっちゃうんだ!」
「森のみんなが『おかえり!』って言ってくれてて
それが嬉しいんだよね~」
カタリナ
「ふふっ 本当ね
みんな何だか嬉しそう」
ノア
「でしょ~」
「あ! 村が見えてきたね
元気にしてるといいな~」
村人たちも快く迎えます
背景はデナイ村になります
ノア
「ただいま~」
<暁の軌跡-After/Future-ノア編1>
村人1
「おお、ノア おかえりなさい」
村人2
「ノアくん、久しぶりね~」
ノア
「おじさんもおばさんも元気そうだね!」
村人1
「まあな この前、カタリナ先生に処方してもらったあの、
ナントカって薬が良くてな」
村人2
「風邪も引かなくてびっくりよ~」
カタリナ
「ふふふ、良かったわ
今日も持ってきているのでぜひ使ってくださいな(音符)」
村人1
「おお~ありがたいねえ!」
往診が必要なのは村長です
ノア
「ねえねえ、村長はいるの?」
村人1
「あ! そうだった
最近、村長が腰を悪くしちまってな」
「普通に生活はしてるんだが、痛々しくてよ~」
「診てやってくれねえか?」
ノア
「そうだったんだ・・・
カタリナさん、行こう!」
カタリナ
「ええ!」
村長宅へ
背景は立派な室内になります
ノア
「村長~」
ジェン村長
「ん?」
強がる村長でしたが
ジェン村長
「ノア? 来ていたのか」
ノア
「体は大丈夫!?」
ジェン村長
「え? 何ともないぞ
ほれ、この通り--」
画面が揺れます
グギィッ
ジェン村長
「ヒィッひ・・・」
で、治療になります
ノア
「ああもう! 横になって!!」
ジェン村長
「す、すまない・・・」
ノア
「はい、これでよしっと」
カタリナ
「慢性的なぎっくり腰ね~
2、3日は絶対安静ですよ」
ジェン村長
「うむ・・・」
ノア
「特製の湿布も作ったから
おじさんたちに貼ってもらってね」
「森のみんなにアドバイスをもらって作ったんだ~」
ジェン村長
「うむ・・・」
ノア
「?
まだどこか痛むの?」
突然、村長が語り出す
ジェン村長
「いやあ、ノアよ
お前は立派に成長したなあ」
ノア
「えっ?」
「急にどうしたの」
自ら老化を認めますが・・・
ジェン村長
「この歳になって、体がこう弱ると
色々と思い出すこともあるんだ」
カタリナ
「歳っていっても、村長さん
大公とそんなに変わらないでしょ?」
ジェン村長
「いや、まあ・・・」
「でも、確実に老いていることを実感するよ」
ノア
「村長ってば、大げさだな~」
村長がノアに伝えたいこと
ジェン村長
「ははは
・・・ノア」
ノア
「うん?」
まるで父親のようです
ジェン村長
「これからの時間を大切に生きていくんだぞ
色んな事を学んで、誰かを助けられるように」
ノア
「うんうん 勿論だよ」
「カタリナさんやエメリアの人たちみたいな
凄いお医者さんになるよ!」
ジェン村長
「おお、その意気だ」
しかし腰痛のほうは
ノア
「いつか村長の腰も完璧に治してあげるからね~」
ジェン村長
「はは・・・それはできれば今がいいんだけどな・・・」
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