暁の軌跡をやってみた1004(反撃作戦 その3)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

ナハトたちはエインセル号で

作成開始のタイミングを待っています

 

アガットとノアも地上で待機しています

 

ただ、《戦争卿》は用意周到な男で、

この先の出来事を見据えていると思われます

 

もし、ヨルムンガルドを撃墜されることに

なったとしても・・・

 



《戦争卿》の考えを読む

 

ナハト

「もし、そうでないとしたら・・・」

 

クロエ

「えっ?」

 

ナハト

「もしヨルムンガルドが撃墜されることを

前提にしていたら・・・?」

 

すべてを想定するのは難しい

 

ロナード

「おいおい・・・

何手先まで考えなきゃいけないんだ?」

 

ナハト

「オルソンはそういった示唆は

していなかったが--」

「リーヴ、その可能性はあると思うか?」

 

リーヴ

「そうね・・・数々の拠点が発覚している中で

さらなる戦力を隠し持っているとは考えにくいわ」

「だとすれば・・・ヨルムンガルド離脱のケース--」

「公国が勝利することを前提としたケース、

あるいは--」

「ううん、可能性だけを考えれば何でもありだけれど

《戦争卿》にとってのメリットが思いつかない…」

 



いよいよ声明が終わります

 

ライトナー(通信)

「こちら、ライトナー」

「飛行船の制御中枢に再アクセスしている

いつでも実行できるぞ」

 

ジリアン

「了解 制御プロセスに変更なし

ライトナーさん、そのまま待機お願いします」

「みなさん、大公の声明がもうすぐ終わります」

 

アルバート大公(通信)

「--明日は、皆に笑顔が戻ることを信じている」

「女神のご加護を・・・」

 

リーヴ

「作戦開始ね・・・」

 

大公の声明が終わったと思いきや

 

アルバート大公(通信)

「・・・すまない もうひとつ・・・この場での

私信を許してほしい」

 

リーヴ

「えっ?」

 

リーヴに向けてのメッセージ

 

アルバート大公(通信)

「リーヴスラシルよ、無理はしないでくれ

お前は・・・兄さんたちの忘れ形見なんだ」

 

リーヴ

「おじさま・・・

まったく・・・公共の放送で何を・・・!」

 

クロエ

「おお~!

素敵ですね~!」

 



作戦開始の合図ですが・・・

 

ノア(通信)

「そうだ、ロナードも何か言ったら?」

 

ロナード

「は・・・?

な、なに言ってんだ」

 

ジリアン

「・・・・・・」

 

ロナード

「い、言うべきことは決まってるけどよ・・・」

 

ジリアンは冷静に進めます

 

ジリアン

「声明終わりました

ライトナーさん、制御プロセス実行お願いします」

 

ライトナー(通信)

「承知した・・・

いいのか?」

 

ロナード

「くっ・・・俺の話は

あのデカブツを墜としてからだ!」

 

「その後--

ヨルムンガルドはゆっくりと動き始めた」

 

ヨルムンガルドの移動に成功

 

公都警察隊員(通信)

「こちら地上司令部

ターゲットの挙動を確認!」

「所定位置に達したところで砲撃を開始する!」

 

「ヨルムンガルドは振り子のように船体を揺らし

公宮から海へと離れだした」

 

クロエ

「あれ・・・

何か不自然な動きをしていますけど?」

 

リーヴ

「成功ね・・・!

あれは想定した動きよ」

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