ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を
アイリとオルソンは巨大飛行船に乗って
基地から出港してしまいました
ここで大変なことがわかります
基地は10分後に自爆、出口は封鎖
という状態です
またしても絶体絶命ですが、
リーヴはあきらめません
救世主の到着
「リーヴは導力端末の前で
思いつく限りの操作を試した」
画面が揺れます
リーヴ
「ああもうっ！ この導力端末、碌な
アクセス権限が与えられてないじゃない！」
エインセル号が入港してきます
背景が変わりエインセル号？
＜暁の軌跡-飛行船基地-エインセル号＞
「－－その時、ドックの水面が大きく波打ち
エインセル号が侵入してきた」
ロナード
「おお！ ジリアンか！！
ナイスタイミングだぜ」
ナハト
「よしっ、すぐに脱出しよう！」
まだ脱出できません
クロエ
「・・・ダメです！
だって、基地には人が残っているんですよ？」
ナハト
「そうだった・・・！」
基地内の人たちは？
ナハト
「だが、爆発まであと１０分しかないんだぞ？
この人数でどうすればいいんだ？」
「１０倍、いや、２０倍に人数を増やしても
残っている人を助けられるかどうか・・・」
リーヴは何か思いついたようです
リーヴ
「１０倍、２０倍に増やす・・・
そうよ！ それだわ！」
「ラボの導力端末に仕込んだ
ウイルスを起動できれば・・・」
「あの部屋に戻るわ！」
ナハト
「え？」
リーヴは無茶なことを言います
リーヴ
「５分で戻らなかったら、みんなは
エインセル号で脱出してちょうだい」
ナハト
「お、おい待て！
リーヴ！」
「リーヴはドックから
ラボに向かって駆け出して行った」
ジン
「・・・・・・」
クロエもまた無理なことを
クロエ
「あ、あと５分だけ・・・私は
基地の中にいる人を助けに行きます！」
ナハト
「待て！
みんな冷静になるんだ！」
クロエ
「ナハト
だけど・・・」
ナハトの采配
ナハト
「クロエ、ロナード、ノアはここで待機
基地の職員が来たら保護してくれ」
「非戦闘員だとしても彼らは《戦争卿》の配下だ
十分注意するんだ」
クロエ
「は、はい」
ロナード
「よしっ
館内放送で呼びかけてみよう」
ナハトとジンはリーヴのいるラボへ
ナハト
「ジンさん 俺と一緒にリーヴのところに
行ってくれますか？」
「あそこには気絶させた２人の技術者を
拘束しています」
ジン
「悪くない采配だな
承知した、ナハト」
ノア
「ナハト君
この気つけ薬を持って行って！」
「これで眠った人を起こせるよ」
ナハト
「わかった！」
クロエとも約束を交わし実行へ
クロエ
「ナハト！」
「私たちだけで脱出するつもりはないですから・・・
必ず戻ってきてください！」
ナハト
「クロエ・・・」
「もちろんだ！」
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