ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を
依頼内容:
エインセル号のメンテナンスが終了し、
いよいよ飛行船基地と思われる場所へ--
デナイ上空から探索?
モンレイン市のモンレイン発着所へ
(これって、アーデントでないと
おかしいですよね?)
背景はエインセル号のコックピットです
「メンテナンスを終えたエインセル号は
試験班を乗せてデナイ方面へ飛び立った」
敵をかく乱するための飛行
ジリアン
「出力安定、計器類に異常なし--
間もなくデナイ上空です」
リーヴ
「ジリアン
速度を落としてちょうだい」
「地上にある施設を探索するように飛ぶのよ」
ジリアン
「了解
対象アンノウンとして対地哨戒飛行に入ります」
船内では別のことをしています
ロナード
「う~ん・・・」
「半径1セルジュの範囲において、
対象建造物に対する配合の注意点は」
「効率のよい燃焼材の分散化として
例外的に起こりうる・・・???」
ノア
「ロナード、さっきから何読んでるの?」
難解な資料で四苦八苦
ロナード
「ああ ラッセル博士から
爆発物の資料を借りたんだが--」
「内容が複雑すぎて、
俺にはさっぱりだ」
「要点だけ頭に叩き込むつもりだったが
どこが要点かさえわからねえ・・・」
爆弾担当のロナードがこれでは・・・
ナハト
「おいおい、大丈夫なのか?
博士からレクチャーを受けたんだろ?」
ロナード
「爆弾の設置方法と信管の取り扱いだけはな
しっかり叩き込んでおいたんだが・・・」
クロエ
「で、でも、確かにこの資料は
難しそうです・・・」
リーヴ
「まったく、世話が焼けるわね・・・
ちょっと貸して」
難しい資料はリーヴにおまかせ
リーヴ
「ふぅん・・・
重要なのは--このあたりね」
「リーヴは資料をパラパラと捲ると
何枚かのページを抜き取ってロナードに渡した」
リーヴ
「配合比率と計算表、それに飛行船の基本構造図
これだけ持参すればいいわ」
ロナード
「おお、これくらいなら
何とかなりそうだぜ」
この作戦は臨機応変に
ナハト
「どんな行動に出るかは基地の状況次第だからな
現時点では予測もつかない」
ノア
「さすがにもう、エイヤみたいな町は
見つからないだろうけどね~」
ロナード
「ははっ もう極寒の地はこりごりだからな」
クロエ
「あれは・・・何でしょう?
何か挟まっていますよ」
リシャールからの手紙
「ラッセル博士から預かった資料に
封筒が挟まれていた」
「封筒を裏返すと、そこには
“R&A”リサーチ社所長・リシャールの署名があった」
ナハト
「リシャールさんから・・・?
開けてみよう」
リシャールはすべてお見通し
「ナハトは封を切り、リシャールからの
メッセージを読み上げた」
ナハト
「『ラッセル博士の資料に目を通し
根を上げたときが頃合いと思う』」
「『以下の地点へ急行されたし--』」
これにはロナードは悔しいか?
ロナード
「うっ・・・
俺の行動が読まれていたのか」
ノア
「まあまあ、誰にでも
予測できそうなことだよ」
ロナード
「おい・・・あんまり慰めになってねえぞ」
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