ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を
パークス用務員から“怪しい姿を見た”という
情報をもらいます
クロエの提案で 旧校舎を調べることになりました
ジェニス王立学園・旧校舎へ
背景はルーアンのマップです
「－－ジェニス王立学園・旧校舎前－－」
ロナード
「これは・・・」
「この旧校舎は
魔獣というより幽霊が出そうだな・・・」
クロエ
「あっ、そういえば・・・
そんな噂ありました」
リーヴ
「・・・・・・え？」
ナハト
「・・・・・・」
クロエ
「噂ですよ、噂！」
ロナード
「まあ学校っていやあ、幽霊だとか
そういう話のひとつやふたつはあるもんだよな」
クロエ
「この旧校舎が使われていたのがえっと・・・
何年位前だったかな・・・」
リーヴ
「え？ え？
ちょっと・・・」
ナハト
「・・・・・・」
クロエは噂話を始めようとします
クロエ
「この校舎が現役で使われていた頃の話ですけど
その当時の学生で・・・」
リーヴ
「ちょ、ちょっと待って、クロエ？」
何を話そうとしているのかしら？」
クロエ
「いえ、ですから昔学園で聞いた噂の・・・」
リーヴ
「に、任務が優先よ！
生徒たちの安全が脅かされている状況なんだから」
ロナード
「相変わらずだな、子ども社長」
リーヴ
「何か言った？」
ロナード
「いや、なんでもない
とにかく旧校舎の中に入ってみよう」
幽霊が怖くてなかなか中には・・・
リーヴ
「ええっ！？
は、入るの？ 冗談でしょ！？」
ロナード
「あのなぁ・・・
中に入らないと調べられないだろ」
「なあ、ナハト？」
ナハト
「えっ？！ あ、ああ
幽霊なんているわけないだろ」
「さっさと調べに行くぞ」
ロナード
「（そういえば、こいつも幽霊が苦手なんだったな）」
クロエ
「そうですよ あくまでも噂ですし
きっと大丈夫ですよ」
「では、しゅっぱ～つ！」
クロエは張り切って一人で突入
リーヴ
「あっ、クロエ 待ちなさい！
ひとりで行っちゃダメよ！」
ロナード
「ああ、その通りだ
追いかけるぞ、ナハト」
ナハト
「あ、ああ・・・」
画面が揺れます
クロエの声
「み、みなさああああああああん！！！」
魔獣出現で幽霊騒ぎ？
ロナード
「ん？ すごい勢いで戻ってきたな
どうした？」
クロエ
「で、出ましたっ！」
画面が揺れます
リーヴ
「いやあああああ！」
ロナード
「おい、リーヴ！ しがみつくのはいいが
右腕が折れちまう！！」
画面が揺れます
リーヴ
「やっぱり、出たのね！？
塩よ！ 塩を撒きなさいっ！！」
ナハト
「いや、ちゃんと気配がある
これは・・・！」
クロエ
「早く来てください！
魔獣です！」
ゲーム的戦闘になります
・ グルム・ナー １体
・ ヤ・カー １体
・ グレイブバット １体
どれも耐久力がありますが、「グルム・ナー」 は
特に耐久力があります
でもなんとか突破で、会話モードに戻ります
ロナード
「ふう・・・
他にはいないか？」
リーヴ
「もう大丈夫そうね・・・」
幽霊でなくて一安心
リーヴ
「くっくっく・・・
私たちに恐れをなしたんじゃないかしら？」
ナハト
「ああ、間違いないな
ま、俺は最初から幽霊なんて信じちゃいないが」
ロナード
「（幽霊じゃなかったから、強気だな）」
ロナード
「一応、敷地をすべて見て回ってから、
用務員さんに報告しよう」
ナハト
「分かった
クロエ、行くぞ」
ナハト
「・・・クロエ？」
クロエは旧校舎を知らない？
クロエ
「あっ、すみません」
ナハト
「どうしたんだ、あたりを見渡して」
クロエ
「いえ、旧校舎ってこんな風に
なってたんだなって・・・」
リーヴ
「あら、入ったのは初めて？
普段は使われてなさそうだものね」
クロエ
「旧校舎は立ち入り禁止だったんです
こっそり来る人は割といたみたいですけど・・・」
クロエの学生生活は・・・
クロエ
「私・・・旧校舎はもちろん、クラブハウスや
本館の中ですらあまり知らなくて・・・」
ナハト
「・・・えっ？」
クロエ
「学校行事だって
ほとんど参加していないんです・・・」
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