ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を
リシャールとジンの隠語での会話が終わりました
ジンは大型導力車の痕跡を発見し、その先は
ナハトが撮った写真の位置とも合います
その場所が 巨大飛行船の基地であると
考えられます
基地の存在が不明な訳
リーヴ
「だけど妙ね・・・」
「巨大飛行船を運用できるような物資の移動に
どうして今まで気づかなかったのかしら？」
リシャール
「そこだよ からくりを解き明かすのに
ずいぶんと時間がかかった」
まずは開発計画を建て、中止にする
リシャール
「相当な知恵者がレミフェリアに潜んでいるようだ」
「モンレインには、ここ数年の間で
多くの開発計画が立ち上がった－－」
「別荘地の開発や鉱山の再稼動－－
だがどれも計画が始まってすぐに中止されている」
リーヴ
「計画が始まってから中止に・・・？」
そして開発計画の記録を抹消する
リシャール
「ところが公都にある記録は、元からそんな計画など
なかったかのように抹消されていた」
クロエ
「えっ！？」
リシャール
「ご丁寧に運搬業者の納税記録や関税もすべてね」
これで資材が残るというカラクリ
ロナード
「ってことは・・・モンレインに運ばれた資材は
すべて闇に消えちまったのか」
リーヴ
「それが巨大飛行船や基地を建造する
資材に変わったという訳ね」
ロナード
「こいつは大がかりだな・・・！」
事実の解明へ
リシャール
「だが隠ぺい工作にも限界がある」
「計画に関わってきた人々の記憶だけは
抹消することができなかった」
ジンによる調査で
リシャール
「ジンさんにはこの角度から調べてもらっていたんだが
ようやく成果が出てきたよ」
ナハト
「そうだったんですね」
リーヴ
「ここまで手の込んだ計画を実行できるのは
行政に財界－－決して多くはないわ」
いよいよ敵陣に乗り込みます
リシャール
「今後の調査はより慎重を期するが
じきに絞り込めるだろう」
クロエ
「それで・・・私たちは北の島と同じように
基地の存在を確かめに行くんですか？」
リーヴ
「そういうことになるわね」
基地の確認だけが目的
リシャール
「レミフェリア国内にあるテロ組織の拠点なら
公都警察が出動するのが筋だが－－」
「何の確証もない状況で
乗り込むわけにはいかない」
リーヴ
「公都警察が目立つ動きをすれば
すぐに察知されてしまうでしょうね」
ロナード
「それこそ相手の思うツボだぜ」
この任務は試験班が最適？
ナハト
「やはり少人数で動いたほうがいいな
俺たちが行こう」
カタリナ
「あくまでも、《戦争卿》の基地であるという
確認が取れればいいの 無茶はしないでね」
ナハト
「はい」
戦闘は避けなければならないが
ロナード
「今すぐ乗り込んでぶっ潰したいところだが
さすがに俺たちだけじゃ手に余るかもな・・・」
ラッセル博士
「うむ、もっともじゃ 基地に防衛設備が
備わっているという前提で考えねば」
現場で戦闘になる可能性
クロエ
「あの・・・」
「もし、《戦争卿》の基地があって
巨大飛行船が何かをしようとしていたら・・・」
リーヴ
「そうね・・・公都警察に出動を要請しても
到着を待てない事態だって考えられるわね」
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