暁の軌跡をやってみた669(巨大魔獣防衛線 その4)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

ライトナーを引き入れたことで 《戦争卿》に

対し、情報戦で優位に立てそうです

 

巨大魔獣に取り付けた観測装置のデータも

各所に送れたようで、今のところ順調です

 



巨大魔獣対策のタイムリミット

 

リーヴ

「ジリアン、観測データを

モニターに映してちょうだい」

 

ジリアン

「わかりました」

 

「ジリアンがコンソールを操作すると

巨大魔獣のデータが映し出された」

 

巨大なだけで普通の魔獣か?

 

ロナード

「外見だけなら見たことのある魔獣なんだが・・・」

 

ナハト

「性質が一緒だとしても、

サイズが桁違いだからな」

 

このままだとアーデントへ到達

 

ラッセル博士

「観測データから構造や弱点など

具体的な情報を探り出しておる」

「解析が進めば、どれほどの

準備をすれば効果的かが見えてくるじゃろう」

「じゃが、問題はワシらに残された時間じゃな

足止めか進路を変えさせることができれば・・・」

 

リーヴ

「タイムリミットはどれくらいですか?」

 

ラッセル博士

「森の中でも減速していないことを考慮すると

アーデントに到達するのは--」

「およそ6時間後じゃな」

 

ナハト

「あと6時間・・・!」

 



6時間ではなく4時間しかない

 

ジリアン

「公宮のカールさんからの連絡

アーデント市内に一般魔獣の警戒を発令」

「市民を避難させるのに最短で

2時間かかるそうです」

「しかし、エメリア総合病院など一部の施設では

完全な避難は難しいようです」

 

ロナード

「アーデントの市民を避難させずに済ませるには

4時間でケリを付けろってことかよ」

 

現在、普通の魔獣も拡散中

 

ジリアン

「尚、地上の公都警察によると

他の魔獣が四散しているようです」

 

ロナード

「そりゃあ、あんなデカブツが現れたら

普通の魔獣も逃げ出すよな」

 

リーヴ

「“あれ”を止めたとしても

他の魔獣による二次被害も発生しうるのね・・・」

 

いよいよライトナーも参加

 

ジリアン

「・・・クロスベルのライトナーさんから

導力通信が入っています」

 

「ジリアンが導力通信を切り替えると

ライトナーの姿がスクリーンに映し出された」

 

ライトナー(通信)

「データを受信した」

「レミフェリアにこんな魔獣が存在するとは

にわかには信じられなかったが・・・」

 

ロナード

「ライトナーさん・・・」

 

ライトナー(通信)

「いろいろ話したいこともあるが今は非常事態だ

挨拶は失礼させていただく」

 

リーヴ

「問題ありませんわ」

 



ラッセル博士との意見交換

 

ラッセル博士

「ワシがアルバート・ラッセルじゃ」

「ライトナー君、データを見た率直な意見を

聞かせてもらえんかね?」

 

ライトナーによる見解

 

ライトナー(通信)

「今、生体分析を進めているところですが」

「ラッセル博士の推測した通り、あの魔獣は

自然発生した突然変異ではなく--」

「なんらかの人為的作用による

変異種であることは間違いない」

「しかも短期間でここまで増大したものと

思われます」

「見た目より自重は軽く

内部の熱量が非常に高い」

「体内では、すでに体組織の内部崩壊が

始まっていると思われます」

 

ラッセル博士

「やはりわしの見立ては正しかったか」

 

巨大魔獣は長く生きられない?

 

ナハト

「内部崩壊?」

 

ライトナー(通信)

「ああ 四肢で身体を支えきれず、

自身の重さで潰れかかっているのだ」

「寿命は数日しか持たないかもしれない」

 

ロナード

「数日か・・・それでもアーデント市街に

大打撃を与えるには十分な時間だ」

 

巨大魔獣は襲撃用!

 

ライトナー(通信)

「そう、そこだ 魔獣の寿命が数日しか持たなくても、

アーデントを襲うことは可能だ」

「それこそが、あの魔獣が人為的に改造された

目的だと考えることもできる」

 

ラッセル博士

「・・・ふむ

アーデント襲撃を目的とした改造魔獣、か」

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