暁の軌跡をやってみた613(オルソン白書 その3)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

ロナードはオルソンを元マフィアだと

推理しています

 

しかし、マフィアの時代があるなら

警察のほうで調べ上げられているのでは?

という疑問もあります

 



元マフィアの調査

 

ロナード

「例えば--若い頃のオルソンが

警察も目に留めないような小者だったとしたら?」

 

大金が消えても騒ぎにならない

 

ロナード

「裏社会で消息を絶つ奴なんてごまんといる

まとまったミラが消えることもしょっちゅうだ」

「“ライアットVCの創業資金は確かに大金だが

一企業の創業資金として見ればそれ程のものじゃない」

「ごくごく普通の規模の会社を立ち上げたところで、

ニュースになることもないだろう?」

「同じように、その程度のミラが裏社会から消えても

マフィアたちが大騒ぎすることもない」

 

小者マフィアを しらみつぶし調べる

 

ロナード

「--そんなわけで過去のクロスベルマフィアから

消息を絶った小者をピックアップしていったんだ」

「候補はたくさんいたが

ひとり、引っかかる奴がいてね」

「そこでクロスベル警察に立ち寄った時

膨大な資料を取り寄せたんだ」

「情報が洩れても狙いを悟られないように

交通違反の切符から飲食許可証まで・・・」

 

ナハト

「まさか、全部調べていったのか?」

 

ロナード

「ま、それが警察の捜査だからな」

 

ノア

「ナハト君が牢屋にいた間、ロナードは

ずっと部屋に引きこもって調べていたもんね~」

「ボクがロナードのごはんを用意してたんだよ」

 

ロナード

「ああ、ノアには世話になりっぱなしだったな」

 



オルソンを特定?

 

ロナード

「それで、だ・・・

話は40年近く前に遡ることになる」

 

ダニーという青年

 

黒服たちが酒場にいる背景になります

 


<暁の軌跡-ダニー>

 

ロナード

「クロスベルに、ある一人の青年がいた

通り名は “賢者”のダニー」

そいつはシティボーイズという

極小マフィアのさらに下っ端者だった」

 

ナハト

「・・・なんか、いかにも小者っぽい名前だな」

 

ロナード

「当時はイカした名前だったのかもしれんがな

街のチンピラが成り上がってできたそうだ」

「奴らの仕事は大物マフィアの使い走りが

ほとんだだった」

「危険な運びに、抗争では最前線に立たされ--

いつもハズレくじを引かされるようなもんだ」

 

酒場の喧嘩で記録が残る

 

ロナード

「だが、その下っ端連中には

いつも活気があったそうだ」

「“いつか大きなことをやってやる!”と

毎晩、酒を酌み交わし夢を語り合っていた」

「ある日、それを茶化した酒場の客と

喧嘩になったらしくてな、その調書が見つかった」

「ダニーは本業で逮捕されたことはなかったんだが

喧嘩騒ぎの一件が唯一、資料として残っていたんだ」

 

ダニーはモンレインを工業都市へと

 

ロナード

「他にも、モンレインを工業都市に発展させるって

酒場で息巻いていたそうだ」

 

ナハト

「モンレインを・・・!」

 

ロナード

「当時のモンレインは大きな産業もない

最果ての田舎町だったんだぜ?」

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