暁の軌跡をやってみた612(オルソン白書 その2)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

ミスターホワイトとの取引を終えたナハトは

ロナードのアパートに帰ってきました

 

これからは、ミスターホワイトの情報をもとに

捜査を行うことになります

 



オルソンの過去

 

背景は例の写真(オルソンの子供時代)になります

 

“ライアットVC” 以前のオルソン

 

ロナード

「モンレイン出身のニールという少年が

消息を絶って数十年後--」

「経済界に彗星の如く現れたベンチャー企業がある」

「その名は“ライアットVC”」

「創始者であるオルソンは

華々しく財界デビューを果たしたわけだが・・・」

「奴の過去に関する記録は一切存在していない」

 

背景は戻り、ロナードの部屋です

 

ロナード

「--だが、本当に過去が無いわけじゃない」

 

ナハト

「ああ 過去の記録がない時期、

“全くの別人”として生きてきたってことだな」

 

ロナード

「そして、資金を調達したことで

オルソンという全くの別人になったわけだ」

 

オルソンを過去を隠す理由

 

ロナード

「では、オルソンを名乗る前の過去を抹消する必要が

あるとすれば、理由はなんだと思う?」

 

ナハト

「・・・過去の自分との繋がりが明らかになっては

困るから、か?」

 

ロナード

「その通り」

 



ロナードはオルソンの正体を・・・

 

ナハト

「となると・・・別人となり、過去を抹消するために

《戦争卿》がスポンサーとして資金提供を・・・?」

 

ロナード

「それも考えたが

もうひとつ気になることがあってな--」

 

ニオイで正体を感じ取る

 

ロナード

「オルソンと接したとき

独特のニオイってもんを感じたんだ」

 

ナハト

「ニオイ?」

 

ノア

「うんうん 本物のオルソンさんは

ヒノキの香りがするよね~」

 

ロナード

「あのな・・・そいつは愛用しているコロンとかの話だろ?

俺が言っているのはそういうことじゃねぇよ」

「俺がクロスベルで追いかけていた連中と

同じニオイがしたのさ」

 

ナハト

「犯罪者--

裏社会を生きてきた人間のニオイか」

 

オルソンはマフィア?

 

ロナード

「そう それもマフィアだ」

「最初は単なる勘だったがな」

「だが、考えてみりゃあ

色々とつじつまが合うんだよ」

「マフィアとして地位を確立すれば

ものの数年でひと財産くらい稼げる--」

「頭のキレる奴なら、摘発されない

ギリギリのラインってのも心得ている」

「裏社会で経験を積み、後に実業家になった奴は

他にもいるが大抵、過去を伏せているんだ」

 

だとすると、おかしな点も

 

ナハト

「・・・だけど、マフィアだったら

とっくに調べ上げられているんじゃないのか?」

 

ロナード

「ごもっとも

俺もそう思ったんだけどな・・・」

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