ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を
クロエは おじいさん(ロナードの変装)の依頼で、
カプア特急便の所へ おじいさんを連れて行くことに
なりました
新米遊撃士のクリスマス-3
背景は空港の入口です
「--クロスベル国際空港--」
クロエ
「つきました!」
おじいさん(変装)
「ほほほ ありがとう、クロエさん」
クロエ
「今、ジェゼットさんを呼んできますね」
ジョゼット登場、しかし事情を知らず?
ジョゼット
「やあ いつかの遊撃士さんじゃないか
あの警官に言われてきたの?」
クロエ
「へっ? 警官?
ロナードさんのことですか?」
おじいさん(変装)
「(この馬鹿!)」
キール登場で何とか収めます
キール
「おいおい、あの捜査官は
何の関係もないだろう?」
ジョゼット
「でもボク、ロナードって--」
キール
「お、お前はもういいから発射準備でもしてこい!」
ジョゼット
「なんだよキール兄! クリスマスなのに
女の子をこきつかってさ!!」
「ヨシュアなら、もっとこう・・・(ぼそぼそ)」
「ジョゼットは
小さく呟(つぶや)きながら“山猫号”へ向かった」
キールはロナードの変装を見破れず
キール
「ふう・・・
(で、結局この爺さんは誰なんだ?)」
おじいさん(変装)
「おい、若造
今日の配達はまだやっとるかね」
キール
「え? ああ、もちろん
なんてったって今日は--」
おじいさん(変装)
「前置きはいらん
事前に連絡しておいたじゃろうが」
キール
「(“事前に連絡”って・・・
まさか、この爺さんがあの捜査官かよ!?」
おじいさん(変装)
「(ようやく気付いたか、こいつ)」
「ロナードはクロエの背中を押し、
キールに差し出した」
クロエが攫われる!?
クロエ
「あわわわ!? おじいさん!?」
おじいさん(変装)
「今日はな、この子を運んでもらえるかね」
クロエ
「えええ!? どういうことですか!?」
キール
「おーおー了解
人攫(さら)いなんて空賊だった頃を思い出すってもんよ」
「そんじゃ、連れてくぜ」
クロエ
「ひ、人攫い!? 空賊!?
ちょっと、や、やめてください~~~」
「だれかーーたーすーけーてー!!!」
ロナード
「よし、作戦完了だな」
「・・・しっかりやれよ、ナハト」
クロエを山猫号で拉致?
背景は真っ暗です
「--“山猫号”船内--」
「すっかり日も落ち、夜空には星が瞬いていた
“山猫号”はどんどん上昇していく」
クロエ
「もう・・・一体何なんですか・・・」
「私、どこに連れて行かれるんでしょう・・・」
「もしかして、おじいさんとカプア一家は秘密裏に
契約を交わした仲間だったってことでしょうか?」
「まさか私をどこかの国に売り飛ばそうと!?」
???
「--まったく、相変わらず大した妄想力だな」
ナハト登場 そろそろネタばらし?
クロエ
「えっ!? ナハト!?」
ナハト
「まあ、グルなのは本当だが」
クロエ
「あの、ナハト! これはどういうことなんですか!?
説明を求めます!」
ナハト
「落ち着けって!
とりあえず甲板に出るか」
甲板で何かあります
クロエ
「なぜですか!?」
ナハト
「出れば分かるっての!
そろそろいい高度だと思うし」
クロエ
「ぐぬぬ・・・ 何がなんだかさっぱりです・・・」
背景が変わり船の中です
これはヒドい!
どこが “山猫号”!?
<暁の軌跡-山猫号甲板>
普通の客船の室内ですよ
背景は船内ですが 甲板にいます
「--“山猫号”甲板--」
ナハト
「くっ・・・さすがに風が強いな・・・
大丈夫か、クロエ」
クロエ
「・・・・・・」
ナハト
「おい、黙るなよ・・・」
クロエ
「だって、これは・・・」
「すごく・・・綺麗です・・・っ!」
「クロスベルの街がきらきらに輝いてますっ!!」
「ナハト、この景色を見せる為にわざわざ・・・?」
ナハト
「ま、まあな・・・
クリスマスってプレゼントを贈る行事、なんだろ?」
「お前へのプレゼントをミシェルさんや
ロナードに相談したらこうなった」
クロエ
「それで皆さんの様子が
いつもと違っていたんですね・・・」
ナハト
「ああ」
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