暁の軌跡をやってみた190(絵空の記憶 III その3)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

異世界に送り込まれたナハトでしたが、

カンパネルラ(と思われる)が ナハトの頭の中に現れ、

「パチン」とやってので(たぶん指を鳴らした)、

元の世界に戻ったのでしょうか

 



さっきまで港湾区に いたはずですが・・・・

 

ナハト

「・・・・・・んん・・・」

 

謎の声

「・・・ウ・・・イハ、

・・・キ・・・カ・・・?」

 

背景はナハトの自室です

 

ナハト

「--誰だ!

お前はッ!!!」

「・・・あれ・・・?」

 

「目が覚めるとそこは自室だった」

 

ナハト

「今のは夢・・・だったのか?」

「まるで現実だったかのように

ハッキリと記憶に残っているが・・・」

「違う、あれは夢だ!

俺は現実世界を知っている」

「クロエは準遊撃士でロナードは警察官で

リーヴは会社の社長」

「それに現実の世界には、

・・・“争い”があるんだ」

 

ナハト

「俺が見た夢は理想の世界でも何でもない」

「ただの幻想・・・」

「そうさ、

俺はよくできた悪夢を見ただけなんだ・・・」

 

「ナハトはベッドから立ち上がり、

水を一杯だけ飲んだ後」

「余裕を持って仕事の準備を行なった」

 

ナハト

「今日は確か、“クリスマスイブ”なんだよな」

「てことは昨日の非じゃないくらい忙しいだろうし」

 

“非”ではなく、“比”ですよね

 

ナハト

「気合い入れて仕事しねえと!」

 

背景が変わり、中央広場です

 

ナハト

「おおお

やっぱり凄い人混みだ」

「クリスマスイブってこんなに

盛り上がるイベントなのか」

「これは今日も走りっぱなしの

一日になりそうだ・・・」

「(クロエのやつ、大丈夫か?)」

 

「前日、不甲斐無い姿を見せていたクロエを

心配しながら歩いていると」

「目の前にボールが転がってきた」

 

“夢”と思っていた出来事が 再び繰り返される?

 

ナハト

「ん? なんだ?」

 

リュウ

「おーい、そこのにいちゃーん」

 

ナハト

「・・・俺か?」

 

リュウ

「そうそう! そこのボール取って

アンリに渡してくれよ~」

 

ナハト

「えっ・・・?」

「ああ・・・ ほら」

 

「ナハトは足元に転がるボールを持ち上げ、

アンリに手渡した」

 

アンリ

「あ、ありがとう・・・ございます」

 

ナハト

「えっと・・・、気を付けて遊ぶんだぞ・・・?」

 

アンリ

「はい!」

 

「アンリはリュウの元へ戻り、2人はナハトに向かって

ニッと笑いながら手を振った」

 

リュウ

「兄ちゃん、ありがとな!」

 

ナハト

「お、おう・・・」

「(今のやりとり、どこかで・・・)」

「(いや、まさかな

俺の思い違いだろう)」

「(きっと・・・)」

 

「どこか引っかかりを覚えたものの、

ナハトはまた遊撃士協会へ向けて歩きだした」

 



遊撃士協会で 良くない事を知ることに

 

背景が変わり、遊撃士協会・クロスベル支部

 

ミシェル

「さてと、今日の依頼は・・・」

 

クロエ

「ミシェルさん! 今朝入っていた依頼は

もう終わらせちゃいましたよ」

 

ミシェル

「あら! はやいわね~

朝から結構大変だったんじゃない?」

 

クロエ

「問題ありません! 小さな依頼であろうと

大きな依頼であろうと」

「遊撃士として為すべきことに

変わりはありませんから!」

 

ミシェル

「フフ そうね それでこそ、

我がクロスベル支部の--」

 

前回と同じことが起きている中、ナハト出勤(?)です

 

「--ガチャリ」

 

ナハト

「おはようございます」

 

クロエ

「あっ! おはようございます!」

「(よかった・・・

“準遊撃士”のクロエだ)」

 

「いつもの光景、いつものクロエであると確信した

ナハトはつい、笑みがこぼれそうになった」

 

クロエ

「あの~? どうかされましたか?」

 

ナハト

「いや、なんでもない

ミシェルさん、今日の依頼は何件来ていますか?」

 

ミシェル

「・・・アナタ、何を言っているのかしら?」

 

ナハト

「はい?」

 

ミシェル

「アナタが依頼人でしょう?」

 

ナハト

「・・・へっ?」

 

クロエ

「えーっと、大丈夫ですか?」

「緊急のご依頼であれば、

今すぐに対応できますよ?」

 

ナハト

「な・・・んで?」

 

クロエ

「あの・・・もしかして、

具合が悪いのですか?」

「でしたら、2階でお休みしていただいても

構いませんが」

 

ミシェル

「その方がよさそうね

アタシはウルスラ病院の方に連絡を入れてみるわ」

 

クロエ

「はい、お願いします

では、2階に案内しますので私に--」

 

「クロエが差し伸べた手を、

ナハトは払いのけてしまう」

 

ナハト

「やめろ! やめてくれ、もう・・・」

 

クロエ

「ミシェルさん、この人

少し様子が変です」

 

ミシェル

「少しどころじゃないと思うけど

危ないクスリでもやってるのかしら」

 

クロエ

「そ、それは・・・」

 

ミシェル

「クロスベル警察も久々に

忙しくなりそうね」

 

この世界では ミシェルが非友好的ですね

 

ナハト

「どうして・・・また・・・」

 

クロエ

「また? またって何のことですか?」

 

ミシェル

「クロエ 深入りはやめておきなさい」

 

クロエ

「でもこの人、何だか苦しそうです」

「あの、何か悩んでいたり、困っているのなら

私が力になります」

「だから、話してくれませんか?」

 

ナハト

「クロエ・・・、

俺が誰だか分かるか?」

 

クロエ

「えっ・・・?」

 

ナハト

「ミシェルさん、

俺が誰だか分かりませんか?」

 

ミシェル

「・・・・・・」

 

「2人は顔を見合わせ、同時に発言した」

 

ミシェル

「あなたは・・・」

 

クロエ/ミシェル

「だれ・・・?」

 

前日(前回)と同じ出来事が繰り返されていますね

 

これって同じ紙芝居を

繰り返しているって ことでしょうか

 

無限ループだとすると、抜ける方法を

ナハト自身で見つけるのでしょうか

 

結構 面白い展開かも

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