暁の軌跡をやってみた174(ナハトの奮闘記Vol.3-ノエル編 その2)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

ノエルは多忙のため、家族といっしょに 父の墓参りに行けない、

という話です

 

その話を聞いたナハトは 何か考えますが・・・

 



翌日--遊撃士協会・クロスベル支部

 

ノエル

「おはようございます・・・」

 

ナハト

「あっ、ノエルさん 待ってましたよ」

 

ノエル

「えっと・・・セルゲイ課長から、

あたしだけギルドに行くように言われたんですが」

 

支援課でノエルだけがギルドに?

 

ミシェル

「昨日ナハトに相談を受けたのよ

なんでもアナタ、忙しくて困ってるそうじゃない」

 

ノエル

「いえ・・・困ってるなんて、そんな・・・」

 

ミシェル

「家族揃ってのお墓参りなんて・・・

機会を逃したら空の女神に起こられるわ」

 

ミシェル

「そ・こ・で--今日はギルドが、

ひと肌脱いであげることにしたの」

「ウチのナハトを貸してあげるから、

2人で支援要請、サクサク片付けてきなさい」

 

ノエル

「ええっ!?」

 

ナハトとノエルで 支援要請をこなすことに

 

ミシェル

「しかもね、特別に、遊撃士の伝統とも言える

“分刻みスケジュール”を組んであげたわよ(ハート)」

 

ノエル

「分刻み、スケジュール・・・!?」

 

ナハト

「リンさんやエオリアさんみたいな先輩遊撃士の

皆さんは、それでシフトを組んでいるんです」

「俺は初めてなんですけど・・・ ていうか、

ここまで気合い入れる必要あったんですか?」

 

ミシェル

「早く仕事が終われば、

ノエルも家族水入らずで過ごせるじゃないの」

 

ナハト

「ああ・・・それなら、たしかに・・・」

 

ノエル

「ちょ、ちょっと待ってください!

えっと・・・あたしだけ別行動なのって・・・」

 

ミシェル

「セルゲイに言われて来たんでしょ?

つまり、ぜーんぶ話が通っているってワケ」

 

いや、セルゲイよりロイドに話を通したほうが・・・

 

ナハト

「主役はあくまでも--

ノエルさん、あなたです」

「今日1日・・・

ノエルさんのお仕事、俺とギルドが手伝います」

 

ノエル

「・・・・・・ぅぅ・・・」

 

ミシェル

「ほら、泣かないの

分刻みスケジュールに、そんな暇ないわよ」

 

ノエル

「皆さん・・・ありがとうございます!」

「ノエル・シーカー、心して

任務にあたらせていただきます!」

 

説明

「かくして、ナハトとノエルによる、

“クロス・プロジェクト”の番外編が始まった」

 



ミシェルの“分刻みスケジュール”

 

背景が変わり東通に

 

ナハト

「げぇっ! 噂には聞いていたけど、

移動から何からガチで分刻みじゃねえか・・・!」

 

ノエル

「特務支援課、支援要請--

遊撃士協会・クロスベル支部による工程作成版」

「8:50--問診票の回収(旧市外)」

「8:58--荷物配達(IBC受付)」

 

ナハト

「9:05--釣り、イール3匹(港湾区)」

「9:15--釣った魚を届ける(東通り)・・・」

 

ナハト

「シビア過ぎるだろ しかも“釣り”って!」

 

ノエル

「たしかにタイトで、

遊びの無いスケジュールだと思うけど・・・」

「どれだけキビキビ動けるか、

試されている感じも伝わってくるよね」

 

ナハト

「ノエルさん・・・

気のせいか、目の色変わりましたか?」

 

ノエル

「気のせいじゃなくて、血が騒いでるみたい!

頑張ろう、ナハト君!」

 

ナハト

「は、はい・・・! 早速始めますか!」

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