暁の軌跡をやってみた169(影でうごめく陰謀(1) その4)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

事件に関与していると思われる ジェローム伯爵と猟兵が、

「“月”に行く」 という言葉を残しています

 

ロナードは 2つ考えられると言います

1つ目の黒月(ヘイユエ)は 違うのでは、と結論づけました

 

もう一つの“月”とは?

 



やはり、月の僧院!

 

リーヴ

「で、その“2つ目”てのは、何なのよ?

もったいぶらずに言いなさいな」

 

ロナード

「・・・心当たりのある2つ目の“月”は、

マインツ山道外れにある遺跡のことさ」

 

クロエ

「遺跡? そこが“月”と何の関係があるんです?」

 

ロナード

「遺跡の通称が“月の僧院”なのさ」

 

ナハト

「いかにもって感じだが・・・、

それだけじゃ確証が持てないぞ」

 

ロナード

「まあな」

 

ナハト

「もしかしたら“月”の姫役のリーシャのサインを

貰いに行こうってな、くだらない理由かもしれん」

 

リーヴ

「だったら、どれほど助かるか・・・」

 

月の僧院について説明します

 

ロナード

「だがな、あの“月の僧院”は、中世に“教団”が、

血なまぐさい儀式を行なった、いわくつきの場所だ」

「その他諸々の怪異現象も起きまくっている

ロイド達の報告書によればな」

 

ナハト

「特務支援課の・・・」

 

クロエ

「“教団”、“ニーズヘッグ”、そして公国の

例の“派閥”は協力関係にあったはずですよね」

 

ナハト

「ということは、“月の僧院”も

連中と関係があるかもしれないわけか」

 

そこにサーシャがいる可能性も?

 

クロエ

「サーシャさんを誘拐したのが、

ニーズヘッグの猟兵だとすると・・・」

「その遺跡に、サーシャさんが

囚われている可能性も高いです!」

 

ナハト

「だな 人里離れた遺跡なら、

誘拐した人間を閉じ込めておいてもバレない」

「ありがとう、情報提供、助かったぜ」

 

クロエ

「ありがとうございます、元マフィアさん達!」

 



元マフィアの3人は、リーヴの味方

 

リーヴ

「・・・でも、

なんで教えてくれたの?」

「今さら私みたいな一文無しのガキに恩を売ったって、

1ミラの得にもならないでしょうに・・・」

 

悪党でも“仁義”は通す

 

カルロ

「・・・・・・」

「社長--いや、お嬢ちゃん」

「俺たちは、後ろ指を指される、

世間様に顔向けできねえ家業に就いていた」

「その点は反省してるし、改めもする」

「--だがな、世間様が悪党呼ばわりする裏社会にも

最低限の“仁義”ってもんがあるんだ」

 

コジモ

「アンタは筋者の俺たちを拾ってくれた」

 

マテオ

「ここで何もしねえんじゃ、

牢屋の中の仲間たちにどやされちまいますよ」

 

リーヴ

「アナタたち・・・」

 

リーヴ“社長”が復活してくれないと、という想いも

 

カルロ

「・・・ま、ぶっちゃけると、レミフェリアの

お偉い伯爵様じゃ、俺たちを雇ってくれねえからよ」

 

マテオ

「アンタが返り咲いてくれないと

俺達も困っちまうんですよ」

 

コジモ

「今話したのもウソかもしれないぜ? さんざん

こき使われた仕返しのためにホラを吹いてるのかも」

「何せ俺たちゃ元マフィアだからな」

 

リーヴ

「・・・いいえ、信じますわ

アナタたちの言葉も真心も」

「弱輩の身ゆえ、確かなことは言えませんけれど、

必ずや、エルフェンテックを立て直してみせます」

「今はただ、レミフェリア公国公女、

リーヴスラシル・フォン・バルトロメウスの名において」

「深く御礼を申し上げるのみですわ」

 

カルロ

「ははは、期待しないで待って」

「--って、公女ぉ!?」

 

バラしてしまいましたね・・・ でもなぜ?

 



月の僧院へ出発

 

リーヴ

「行くわよ、みんな、“月の僧院”に!」

「ロナード! すぐジリアンさんに連絡して、

エインセル号を呼び寄せなさい!」

「“月の僧院”まで直行するわよ!」

「真実を・・・確かめるためにね!」

 

ロナード

「フッ、覚悟が決まったようだな」

 

ミシェル

「三カ国会談の方はこっちに任せなさい

ただし連絡は密にすること いいわね?」

 

クロエ

「了解です!」

 

ナハト

「(リーヴは黒幕の正体に薄々気づいているようだ

“月の僧院”に行けば、全て明らかになるだろう)」

 

で、一旦終了となります

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