ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を
リーヴは逃走時にいろんな場所に行きましたが、
いよいよ最終地点です
ナハト達に発見された場所に来ました
クロスベル大聖堂・墓地
「リーヴは力なく、何も考えることなく山道を歩いた」
「このまままっすぐ行けば、崖があることを知っている」
「けれど、歩みを止めることはできなかった」
リーヴ
「今までやってきたこと、すべて無駄になったのよね」
「おじさまと喧嘩して、国を飛び出して、危ない橋を渡って、
必死にミラを掻き集めて・・・」
「その結果が・・・」
「・・・ひっく」
「1歩を踏み出すたびに今までの出来事が蘇る」
「その全てが無駄だったと思うと、また涙が溢れてくる」
リーヴ
「おとうさまぁ・・・おかあさまぁ・・・
なんで死んじゃったのぉ・・・会いたいよぉ・・・」
「わたしっ、いっしょうけんめいがんばったのに・・・」
「おじちゃまも、わたしのこと、みとめてくれなかった・・・」
「サーシャせんせいまで、なんで、しんじてたのに・・・」
「ひっく、ひくっふぇっ、えぐっ--」
子供の頃の話じゃないのに、平仮名ばかりは変です
「ついに必死で堪えていた何かが壊れて、
リーヴは泣き崩れてしまう・・・」
「--その時」
背景が変わり、旧市街です
クロエ
「リーヴさん! リーヴさ~ん!
ちょっと~! おーい!」
どうやら、やっと(完全に)現代に戻りましたね
リーヴ
「えっ? ええ!? な、なに?」
クロエ
「ありゃ? 元に戻りましたね」
リーヴ
「な、何の話!?」
ロナード
「いや、この急いでる時にお前が突っ立って
動かねえもんだから、
クロエが呼びかけてたんだよ」
リーヴ
「そ、そう・・・悪いわね」
クロエ
「むむっ! らしくない反応です!」
ナハト
「まあ、リーヴもあっちこっち走り回って疲れてんだろ
あんだけ泣いてたしな」
ロナード
「自業自得だな」
クロエ
「ちょっと! お二人とも! その言い方はいけません!
ほら、今にもリーヴさんから怒りのマーシャル--」
リーヴ
「ふふ・・・、あはははははっ」
「突然、大声で笑い出すリーヴに
ナハト、クロエ、ロナードは目を丸くした」
リーヴは過去を振り切って、前を見るように・・・
ナハト
「な、なんだ?」
クロエ
「一体全体、どうしたんでしょうか!
やはり、疲れが・・・」
ロナード
「なんか、吹っ切れたんだろ お姫様なりに」
「人目も気にせず、お腹を抱えて笑うリーヴを3人は見守った」
「そして、ひとしきり笑い終えたリーヴは、
旧市街の空気を大きく吸って、空を見上げた」
リーヴ
「・・・待ってなさいよ! サーシャ!
絶対に見つけて見せるわ」
「そして、約束も果たしてもらうんだからっ」
ロナード
「おーおー、やる気十分じゃねえか!」
クロエ
「う~ん
リーヴさんらしくないというか、らしいといいますか・・・」
ナハト
「まあ、とりあえず元気にはなったんだからいいだろ
遊撃士協会に向かおう」
そういえば、メインクエストでは
遊撃士協会へ向うところでしたね
この短い時間で リーヴが回想した、って 設定なのかな
「リーヴは歩き出した
この街で出合った仲間とともに--」
「--クロス・プロジェクト試験班の一員として」
これで、サブクエスト「姫君の揺れる想い」は終了
結構長かった~!
サブクエストが 2つ追加されます
・奇妙な地図(必要レベル51)
・三ヶ国会議(必要レベル52)
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