暁の軌跡をやってみた137(姫君の揺れる想い その9)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

リーヴは逃走時にいろんな場所に行きましたが、

いよいよ最終地点です

 

ナハト達に発見された場所に来ました

 



クロスベル大聖堂・墓地

 

「リーヴは力なく、何も考えることなく山道を歩いた」

「このまままっすぐ行けば、崖があることを知っている」

「けれど、歩みを止めることはできなかった」

 

リーヴ

「今までやってきたこと、すべて無駄になったのよね」

「おじさまと喧嘩して、国を飛び出して、危ない橋を渡って、

必死にミラを掻き集めて・・・」

「その結果が・・・」

「・・・ひっく」

 

「1歩を踏み出すたびに今までの出来事が蘇る」

「その全てが無駄だったと思うと、また涙が溢れてくる」

 

リーヴ

「おとうさまぁ・・・おかあさまぁ・・・

なんで死んじゃったのぉ・・・会いたいよぉ・・・」

「わたしっ、いっしょうけんめいがんばったのに・・・」

「おじちゃまも、わたしのこと、みとめてくれなかった・・・」

「サーシャせんせいまで、なんで、しんじてたのに・・・」

「ひっく、ひくっふぇっ、えぐっ--」

 

子供の頃の話じゃないのに、平仮名ばかりは変です

 

「ついに必死で堪えていた何かが壊れて、

リーヴは泣き崩れてしまう・・・」

「--その時」

 



背景が変わり、旧市街です

 

クロエ

「リーヴさん! リーヴさ~ん!

ちょっと~! おーい!」

 

どうやら、やっと(完全に)現代に戻りましたね

 

リーヴ

「えっ? ええ!? な、なに?」

 

クロエ

「ありゃ? 元に戻りましたね」

 

リーヴ

「な、何の話!?」

 

ロナード

「いや、この急いでる時にお前が突っ立って

動かねえもんだから、

クロエが呼びかけてたんだよ」

 

リーヴ

「そ、そう・・・悪いわね」

 

クロエ

「むむっ! らしくない反応です!」

 

ナハト

「まあ、リーヴもあっちこっち走り回って疲れてんだろ

あんだけ泣いてたしな」

 

ロナード

「自業自得だな」

 

クロエ

「ちょっと! お二人とも! その言い方はいけません!

ほら、今にもリーヴさんから怒りのマーシャル--」

 

リーヴ

「ふふ・・・、あはははははっ」

 

「突然、大声で笑い出すリーヴに

ナハト、クロエ、ロナードは目を丸くした」

 

リーヴは過去を振り切って、前を見るように・・・

 

ナハト

「な、なんだ?」

 

クロエ

「一体全体、どうしたんでしょうか!

やはり、疲れが・・・」

 

ロナード

「なんか、吹っ切れたんだろ お姫様なりに」

 

「人目も気にせず、お腹を抱えて笑うリーヴを3人は見守った」

「そして、ひとしきり笑い終えたリーヴは、

旧市街の空気を大きく吸って、空を見上げた」

 

リーヴ

「・・・待ってなさいよ! サーシャ!

絶対に見つけて見せるわ」

「そして、約束も果たしてもらうんだからっ」

 

ロナード

「おーおー、やる気十分じゃねえか!」

 

クロエ

「う~ん

リーヴさんらしくないというか、らしいといいますか・・・」

 

ナハト

「まあ、とりあえず元気にはなったんだからいいだろ

遊撃士協会に向かおう」

 

そういえば、メインクエストでは

遊撃士協会へ向うところでしたね

この短い時間で リーヴが回想した、って 設定なのかな

 

「リーヴは歩き出した

この街で出合った仲間とともに--」

「--クロス・プロジェクト試験班の一員として」

 

これで、サブクエスト「姫君の揺れる想い」は終了

結構長かった~!

 

サブクエストが 2つ追加されます
・奇妙な地図(必要レベル51)
・三ヶ国会議(必要レベル52)

コメント

タイトルとURLをコピーしました