ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を
釣り大会のタイムアップまであと１分・・・
絶対絶命のナハトでしたが、待望のアタリです
ナハトは これがヌシと確信し、釣りあげようと
しますが 竿が大きな音をたてて・・・
レイクロード社製の竿でしたが ヌシはそれ以上か！
竿が折れた！
背景は山道です
ナハト
「竿が－－」
セルダン
「折れた－－！？」
ナハトは竿が離さない！
ナハト
「くっ！ まだ終わりじゃない！！」
「こんなことで諦めてたまるかッ！！」
「ナハトは折れた竿先に手を伸ばし－－」
ナハト
「うおおおおおおお！！！」
「湖に落下する寸前で掴んだ！」
クロエとセルダンもサポート
セルダン
「少年！」
クロエ
「ナハトー！！」
「そして湖に落下しかけたナハトを
セルダンとクロエが引き戻した」
釣り上げる方法は？
ナハト
「クロエ！？ 何しに－－って今はどうでもいい！
セルダンさんと一緒に後ろから支えててくれ！」
クロエ
「何が何だかわかりませんが分かりました！！」
セルダン
「ナハトくんと言ったか
ここまできたらヌシを釣り上げてくれ！」
ナハト
「はいッ！」
竿もリールも使えない状況です
ナハト
「（とはいったものの、リールはもう使えない
しかも竿先しか握れないから力も入りづらい）」
「（こうなったら－－）」
セルダン
「！？
ナハトくん、それは・・・！」
なんと釣り糸を引っ張る？
ナハト
「このまま糸を手繰り寄せてヌシを釣り上げます！
クロエは網を用意しておいてくれ！」
セルダン
「玉網ならそこにある！ ヌシが上がってきたら
すぐ差し出すんだ！」
クロエ
「わかりました！！」
大注目されるナハト
ナハト
「ぐおおお・・・なんて力だ・・・」
セルダン
「さすがはエルム湖のヌシだなァ
真剣勝負と行こう、ナハトくん」
ナハト
「勿論です！」
周りの人たちから声援が飛びます
観客
「おいおい、ラスト30秒で大逆転あるのか！？」
観客
「銀髪の兄ちゃん、がんばれよー！」
観客
「最高の釣りを見せてくれ！」
クロエ
「あわわわ、いつのまにか沢山の人が！」
まだ釣ってませんが賞賛されます
ダドリー
「（ヴァイス・・・まさか本当に・・・）」
レイクロードIII世
「（なるほど 耐久性は見直す必要がありそうだな）」
「（しかし、あの青年 ここまでの釣り狂いだったとは）」
「（彼なら“釣傑四天王”とも互角に・・・あるいは－－）」
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