ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を
ボースマーケットに現れた泥棒は、
ナイフを使って人質をとってしまいます
キールから「惹き付けてくれ」と言われたナハトは
一人で犯人と対峙します
しかし犯人には出口付近まで寄られてしまい、
困った状況になりましたが、
背後から現れたキールから 煙攻撃です
キールが調合した煙
ナハト
「助かりました、キールさん しかしこの煙・・・
犯人と人質の周りだけ覆って、すぐ消えるなんて」
キール
「へへ、昔から使ってる《カプア一家》特製煙幕さ
投げ方と煙の量を工夫すりゃ、こんな芸当もできる」
「いつも逃げるのに使ってばっかりだから、
捕まえるのに使ったのは今回が初めてだけどな」
人質にも煙が掛かったようですが
買い物客
「けほっ、けほっ・・・もう、遊撃士さん！
助かったけど、このセキと涙何とかしてよ～・・・」
キール
「おっと、すまねえ この薬を使ってくれ」
「ああ～涙が出ちまってるな
ほら、拭くからよ」
キールは感謝される
買い物客
「・・・うん、とっても楽になったわ
ありがとう、遊撃士のお兄さん 優しいのね！」
遊撃士ではないのですが
キール
「ははは、生憎だがそりゃ違うぜ
あっちの若いのが遊撃士で、俺はただの手伝い」
買い物客
「えっ、そうなの？ ふふ、大丈夫よ！
お兄さんならきっとすぐ本物の遊撃士になれるわ！」
キール
「へへ、そうかい？ －－ありがとよ
怪我なくてよかったぜ さ、行った行った！」
これで一件落着ですがキールは・・・
買い物客
「ええ、本当に助かったわ じゃあね、お兄さん！」
キール
「・・・遊撃士、か 元空賊の、この俺が・・・」
任務終了後
背景は真っ暗になります
ナハト
「その後、犯人を引き渡し、遊撃士協会から出た
報酬を受け取る頃には、もう外は夜になっていた」
ミラ稼ぎのため、ですが
背景はボースマーケットに戻ります
キール
「もうこんな時間か・・・ これだけ働いて
出る額がこれなら、休んでる暇無いよな」
ナハト
「俺はまだ下っ端ですからね でも、何というか・・・
充実してますよ 毎日気分よく働ける気がして」
遊撃士と言ってもらいましたが元空賊
キール
「・・・だろうな いい空気吸ってるよ、お前
さっきの人質になってた子の言葉、覚えてるか？」
ナハト
「キールさんを遊撃士と勘違いしてましたね」
「無理もないですよ
本職みたいな手際でしたから」
キール
「違うって ありゃ、押し込み強盗の手際さ
空賊時代、似たようなことは何度もやったんだ」
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