ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を
ツァイスチームの調理が続いており、その中で
アガットは卵を割る、という作業を担当しています
ところがすぐ卵を潰してしまい、うまく割れません
ナイアルはその様子を実況するという始末・・・
ティータのアドバイス
ティータ
「こうっ！ こうですアガットさん！
こうやってパカッて卵を開くんです！」
「割るんじゃなくて！ 開けてあげるんですっ」
「卵さん、こんにちは～（音符）
って感じです！」
アガット
「・・・開けてあげる、か」
たくさんあった卵も残り２個に
卵 －－コンコン、パ・・・グチャア
アガット
「クソッ！」
「残りの卵はあと２個・・・やるしかねえ！」
観客たち
「アガットー！ しっかりしろー！
「男を見せてくれ！！」
・・・で、失敗しました
アガット
「うおおおおおおお！！！」
卵 －－グチャア！
ナイアル
「場内からも大きな溜息がこぼれる！」
「かつてこんなにも卵を割ることを
期待された男がいただろうか！」
泣いても笑っても最後の卵
アガット
「ラスト１個か
割るんじゃねえ、開くんだ・・・」
ティータ
「アガットさん・・・！」
盛り上がり方に疑問もありますが
シェラザード
「な、何なのこれ・・・」
観客たち
「アガット！ アガット！ アガット！」
ナイアル
「さぁいよいよアガットに残されたチャンスはあと１回！
皆！ 応援してくれ！！」
アガットは集中・・・
背景は真っ暗になります
アガット
「（集中しろ たかが卵じゃねえか
俺に“開けない”はずがねえ！」
背景はグランアリーナに戻ります
ティータ
「お願い・・・！」
果たして結果は
卵 －－コンコン・・・
グンドルフ
「・・・行け」
デュナン公爵
「綺麗に割れるのだ・・・！」
観客たち
「（ごくり・・・）」
卵 ・・・・・・
－－パカッ
ティータ
「あっ」
卵は無事割れました
「殻のひとつも入らず、完璧に割れた卵は崩れることなく、
踊るようにボウルの中を泳いでいた」
画面が揺れます
観客たち
「ワアアアアア！！！！」
アリーナ中が盛り上がります
ナイアル
「アガットがやった！ やり遂げたぞおお！」
ドロシー
「うぅ・・・感動の瞬間ですよぉ～」
ティータ
「やったー！！ アガットさーん！！
とってもすごいです！」
シェラザード
「ほんと、何なのかしらこれ」
アガット自身も満足げです
アガット
「フッ やったぜ
なんだよ、簡単じゃねえか・・・！」
「（手が震えてやがる・・・
こんな感覚久々だぜ）」
「（ありがとよ、ティータ）」
ティータ
「ふふっ アガットさん、
卵が割れるようになりました（音符）（パチパチ）」
空気を読めないのか読まないのか
グンドルフ
「おい、アガット」
アガット
「ん？ なんだよ」
グンドルフは上級テクを披露
卵 －－パカッ
「グンドルフは片手で
調理用に残していた卵を割って見せた」
アガット
「・・・・・・」
グンドルフ
「大丈夫だ 練習すれば誰にでもできる」
もちろんアガットはお怒りです
アガット
「お前を叩き割っちまうぞ」
「ツァイス支部代表チーム、調理時間50分
『男の料理フルコース＋玉子焼き』完成！」
これで第６話は終了です
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