ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を
少年時代のオルソンの話も終わり、
現在に戻ってきました
アルバート大公も参加するレミフェリアの
トップ会談が行われています
《戦争卿》への対策
公都警察署長
「お手元の資料をご覧ください--」
関係者を一斉摘発
公都警察署長
「公都警察では《戦争卿》とつながりのある
企業、団体を一斉に摘発する予定です」
リーヴ
「これだけの数を一度に?」
公都警察署長
「《戦争卿》への支援を断ち切ることに
重点を置きます」
「人手不足は承知の上ですが
同時に動かねばなりますまい」
今できるこちらからの攻撃手段
公都警察署長
「彼らが公都に潜伏しているなら
この摘発で逃げ場を失うでしょう」
「地道な捜査になりますが現状としては
かなり有効な一手であるかと」
アルバート大公
「うむ・・・
ここはしっかりと頼む」
公都警察署長
「は!」
《戦争卿》自身は国外?
アルバート大公
「《戦争卿》が既に国外へ逃亡している
ケースも考えられるが--」
リシャール
「《戦争卿》は《ライアットVC》を通じ
リベールやクロスベルで活動していました」
「国外にも支援者がいる可能性は否めません」
公国軍長官
「レミフェリア出身者ということが公になれば
帝国や共和国が何を言ってくるか・・・」
「あのような危険人物を
野放しにはしておけません!」
空に弱いレミフェリア
アルバート大公
「再び公都に侵攻する可能性はどうか?」
リシャール
「これまでの《戦争卿》の行動を分析するならば
次の一手があることは想定すべきでしょう」
公国軍長官
「ぐ・・・」
レミフェリアの防衛能力の現状
公国軍長官
「へ、陛下・・・申し上げにくいのですが」
「今の我が軍の防空能力では
さらなる襲撃への対応は困難かと」
アルバート大公
「・・・策はないのか?」
今から強化するには・・・
公国軍長官
「レーダーの機能向上は仮設工房の協力で
大きな成果を上げています」
「空対空については、定期便の飛行船を借り受け
武装を検討していますが--」
「いかんせん乗組員の練度も低く
付け焼刃なのは否めません」
リベールから援助を?
公都警察署長
「やはり他国の支援を求めるべきでは?」
「飛行船の運用に長けたリベールの協力を
得られれば事態の早期解決も望めましょう」
飛行艇が来るのは問題あり
リシャール
「それは別の大きな問題を生み出すでしょう」
「リベールの飛行艦隊は帝国かカルバードの
領空を通過することになります」
リーヴ
「両大国が支援という大義名分を振りかざし
武力介入するのは明白ね」
公都警察署長
「ぐぬ・・・確かに、そうですな・・・」
自国の戦力で解決へ
アルバート大公
「公国軍は北の飛行艇の警戒並びに
敵の第二波を想定し防空警戒を継続せよ」
公国軍長官
「はっ!」
アルバート大公
「敵の動きを予測できねば
攻撃への道筋は立てられぬだろうが--」
「此度の騒乱、何としても国内で
収めなくてはならぬ」
リーヴ
「この国は私たちで守る」
「《戦争卿》の思い通りにはさせないわ・・・!」
ここで 一旦終了です
コメント