暁の軌跡をやってみた405(デナイの森の子 その4)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

デナイの森で魔獣退治を行っていましたが、

クロエが毒にやられてしまいます

 

用意していた解毒薬では効かず、

クロエをエインセル号に運ぼうとしていたところ、

中性的な少年が現れました

 

彼は自分の事を “賢者”と言ってます

 



“中性的な少年”は魔獣に詳しい

 

ロナード

「なあ、森の賢者さんよ

お前さん、デナイ村から帰るところって言ったか?」

 

中性的な少年

「うんうん!」

「今日の収穫はなんて言ったって

アーデント・プレスの最新刊が手に入ったことだね!」

 

ロナード

「ずいぶんと俗っぽい賢者様だな、おい・・・

いや、そんなことよりもだ」

 

ナハト

「どうした? ロナード」

 

デナイ村で治療できるのでは?

 

ロナード

「なあ、

中毒の原因がこの辺りに出る魔獣だとしたら」

「デナイ村に行けば治療法なり

解毒法なりを知ってる人がいるんじゃないか?」

 

リーヴ

「・・・そうね

確かに早期治療としてはその方が適切かも」

 

中性的な少年

「えーっと、大丈夫かい?

そっちの子、かなり具合悪そうだね・・・」

 

リーヴ

「魔獣を退治してるときにちょっとね・・・」

 

魔獣の知識を披露します

 

中性的な少年

「ほうほう、魔獣!

大っきくてニョロニョロしてるやつ?」

 

ナハト

「知ってるのか?」

 

中性的な少年

「うんうん~!

今朝も2匹やっつけたけど、まだいたんだね」

 

ナハト

「なっ!?

(あれを1人で倒したのか・・・?)」

 

中性的な少年

「ボクがやっつけたのは

キャンディスとティータムのペアだから・・・」

「成長してて危険なのは

トンプソンの群れくらいだね」

 

リーヴ

「魔獣に個体名を付けているの?」

 

中性的な少年

「うんうん!

だって、“賢者”だからね」

「付近の魔獣の危険性を把握するため

主な成体には名前を付けてるのさ!」

 

中性的な少年は 毒について知っている

 

中性的な少年

「そんなことよりも・・・

その子があの魔獣の毒にやられたんなら一大事だ」

 

ロナード

「それはどういうことだ?」

 

中性的な少年

「かわいそうだけど・・・

ほっとくとその子、死んじゃうかも」

 

リーヴ

「なんですって!?」

 



“死”もあり得る猛毒

 

ロナード

「おい、少年 デナイ村にこの猛毒を治せる

医者か神父がいるなら教えてほしいんだが」

 

中性的な少年

「いない」

「だけど、安心していいよ

ボクの薬草があれば、たちまち回復するから!」

 

ロナード

「・・・信じていいのか?」

 

中性的な少年

「おっかない顔だね」

 

ロナード

「わりいな 生まれつきなもんで」

 

中性的な少年の薬草に頼ってみます

 

ナハト

「・・・なあ、

それが本当なら助けてほしいんだ」

「クロエは俺たちの仲間・・・だから」

 

クロエ

「・・・ナハト・・・」

 

中性的な少年

「もちろん、そのつもり!

この水筒に水を汲んできてもらえないかい?」

 

ナハト

「ああ!」

 

中性的な少年

「火も使うよ

枝を集めて」

 

リーヴ

「わかったわ

この枯れ葉も使えるかしら?」

 

中性的な少年

「うんうん」

 

背景は真っ暗になります

 

「少年はバックパックから薬草を煎じる道具を取り出し

手際よく薬茶を作った」

 



作ってもらった薬茶を飲みます

 

背景は元の街道に戻ります

 

中性的な少年

「よし・・・できた!

これを飲ませてあげて」

 

ロナード

「よし、クロエ

体を起こすぞ・・・」

 

クロエ

「・・・ん・・・」

 

中性的な少年

「少しずつ飲んで」

 

クロエ

「・・・はい・・・んんっ!?」

 

ナハト

「大丈夫か、クロエ!」

 

クロエ

「げほげほっ・・・!」

 

ロナード

「おい、この薬で大丈夫なのか!?」

 

クロエ

「・・・すごく・・・苦い・・・です・・・」

 

薬茶は苦いけど

 

中性的な少年

「うんうん・・・

とっても苦いんだ、この薬」

「でも、我慢して

全部飲まないとダメだよー」

 

クロエ

「・・・うう・・・がんばります・・・」

 

「クロエは、どうにか薬茶を飲み干した」

 

リーヴ

「・・・顔色がよくなってきたみたいよ?」

 

クロエ

「・・・はい・・・体が楽に・・・なってきました・・・」

 

薬茶は効果ありです

 

ナハト

「ほ、本当か?」

 

クロエ

「本当です・・・ まだ、ちょっとだけしか

動けませんが・・・」

 

中性的な少年

「この薬草、2回分あげるから、

今夜と明日の朝も煎じて飲んでね」

「ハチミツを入れて甘くするのは反則だよ

我慢して苦いまま飲んでね」

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