暁の軌跡をやってみた406(デナイの森の子 その5)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

突然現れた “中性的な少年”のお陰で

クロエは良くなったようです

 

その少年は 毒について詳しかったり、

(おそらく)戦闘能力も高かったりと

本当に“賢者”っぽい部分があります

 



少年は少し変わったところも

 

ロナード

「ありがとな

お前さんのおかげで仲間が助かったよ」

「それにしても大した知識だな」

 

中性的な少年

「うんうん!

森の“賢者”だからね」

「森に暮らす者として

身の周りの事柄を知ることは重要なんだ」

 

ナハト

「魔獣についても?」

 

中性的な少年

「そう 森は人間だけのものじゃない

魔獣たちだって住んでいるんだからね」

「戦ったって本当は人間のほうが弱い

でも、人間には知恵がある」

 

リーヴ

「ごもっともだわ」

 

中性的な少年は森に住んでいる?

 

ナハト

「さっきデナイ村から帰るって言ってたけど

この森に住んでいるのか?」

 

中性的な少年

「うん ボクは森で生まれて、森で生きて

多分、森で死ぬんだ」

 

ロナード

「おいおい・・・

その若さで死ぬなんていうなよ」

 

中性的な少年

「自然の理だよ

キミたちだって、いつかは死んじゃうだろ」

「早いか遅いかの違いだね」

 

ロナード

「まあ・・・確かに間違っちゃいないが・・・」

 

中性的な少年

「じゃ、ボク行くよ

帰ってアーデント・プレスを読むんだ(音符)」

 

ロナード

「森の賢者ってわりには

アーデント・プレスなんて読むんだな・・・」

 

中性的な少年

「そりゃそうさ!

知っておくべきことは、森の外にもあるからね!」

 



ナハトたちはお礼をします

 

ナハト

「はは

あ、そうだ、何かお礼をしたいんだが」

 

ロナード

「ミラならある!山ほどっ!」

 

リーヴ

「ちょっと!

なんで私の方を見るのよ!」

 

中性的な少年はお菓子がいいと

 

中性的な少年

「ミラなんていらないけどー」

「そうだなあ・・・

珍しいお菓子とか持っていたら分けて欲しいな」

 

ナハト

「菓子かあ・・・」

 

クロエ

「あ・・・ありますぅ・・・」

 

ナハト

「クロエ?」

 

クロエ

「こ、これを・・・クロスベル空港で買った・・・」

 

リーヴ

「ああ、これ

さっき食べようって言ってたお菓子ね」

「これでどうかしら

ベルベリーキャンディよ」

 

お菓子が気に入ったようです

 

中性的な少年

「わー、わー!」

「本物のベルベリーキャンディだ!

すっごいきれー!」

「雑誌の特集記事で見たことがあるんだ!

おいしそー!」

「これ、もらっちゃっていいの?」

 

クロエ

「全部・・・あげます

命の恩人さんですので・・・」

 

中性的な少年

「うわー、嬉しいな~!

どうもありがとう!」

 

ナハト

「いや、こちらこそ

今日は本当に助かったよ」

 

中性的な少年

「ううん、じゃ、気をつけてね」

 

クロエ

「な、名前・・・教えて下さい・・・」

 

中性的な少年

「え? 名前?

--ボクの名は、ノア!」

 

クロエ

「ノア君・・・ありがとう・・・」

 

ノア

「じゃーねー!」

 

少年“ノア”は去りました

 

リーヴ

「・・・行っちゃったわ

森に住んでるって言ってたけど」

「魔獣も出るのに、危険じゃないのかしら」

 

ロナード

「・・・どうだかな

だが、ただ者じゃないのは確かだぜ」

 

ナハト

「ああ 俺たちが倒したのと同じ魔獣も

ひとりで相手にしていたみたいだしな・・・」

 

クロエ

「ふう・・・」

 

ナハト

「大丈夫か、クロエ」

 

クロエ

「さっきより、ずっと楽です

自分で歩けます」

 

ロナード

「ほお、すごい効き目だな」

 

ナハトたちはデナイ村に向かいます

 

ナハト

「いったんデナイ村に行こう

魔獣を退治した報告もしておきたいしな」

「クロエ、肩を貸すぞ」

 

クロエ

「あ・・・

ありがとうございます、ナハト」

 

ここで 一旦終了です

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