ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を
(1)では、“ライアットVC”の事業が ルーアンでいろいろと
進んでいることがわかりました
ただ、バレンヌ灯台で魔獣騒ぎがあり、
そこに設置されていた“ライアットVC”の装置が
魔獣を引き寄せてしまったのではないか？
ということもありました
カタリナと再会
説明
「“ライアットVC”の導力通信装置に関して
ツァイスから検証報告があったとの連絡を受け」
「ナハトたちは、遊撃士協会ルーアン支部に戻った」
遊撃士協会・ルーアン支部です
ナハト
「ただいま戻りました」
カタリナ
「あっ、おっかえり～～」
クロエ
「カタリナさん！
戻られていたんですね！」
カタリナ
「ついさっきマノリア村から戻ったの
ちょうど今、お茶を入れたところよ」
「マーシア孤児院では入れ違いだったみたいね」
カタリナからの報告です
クロエ
「遠隔医療の件はいかがでしたか？」
カタリナ
「設備も十分だったし、レミフェリアの準備さえ整えば
すぐにでも稼働できそうなんだけど・・・」
「通信装置の方に問題があったとなると
先行きが怪しいわね」
「今までの導力通信の機能で、会話による問診は
できたとしても重症者の応対は難しいのよ」
「リーヴちゃんはどう思う？」
リーヴの意見は・・・
リーヴ
「“ライアットVC”の事業の多くが
安全性に不安を抱えています」
「事業は一時ストップして、
“ライアットVC”の首脳陣と話し合いをすべきでしょう」
カタリナ
「ギルドとして、企業のことには口は出せないけど
情報は開示してもらう必要はありそうね」
カルナ
「でも、もう事はギルドと“ライアットVC”だけの
問題じゃないだろう？」
「特にルーアンは、市をあげて協力してるんだ」
ロナード
「ノーマン市長も悩んでるようでしたね」
クロエ
「むう・・・せっかくのいいお話なのに」
中央工房からの検証結果
ナハト
「それで、ジャンさん
ツァイスからの検証結果はどうだったんですか？」
ジャン
「それなんだけどね・・・
とりあえず、報告を読み上げてみるよ」
新型街道灯は“グレー”？
ジャン
「“・・・新型街道灯に決定的な問題は見つからず
しかし、不可解な点が判明”」
「“実際の稼働に不必要と思われる導力回路があり、
設計上のミスなのか、意図的なものなのか”」
「“現状では確定できず
さらなる検証が必要と思われる”」
ロナード
「不必要な回路ねぇ・・・なんかくさいな」
ナハト
「中央工房で聞いた、技術者が開発途中で
変わったってことが原因なのか？」
リーヴ
「可能性は高いわね
ツァイスの技術力なら、すぐにはっきりするでしょう」
カタリナ
「導力通信装置についてはどうなの？」
導力通信装置は“黒”？
ジャン
「ええと・・・“設計上はセプチウムを遮断しているが
筐体の脆弱性が目につく”」
「“一部の回路に導力波の負荷が掛かることで
突発的な暴走を起こす危険性があり・・・”」
「“結果、魔獣を呼び寄せる原因となっている
可能性が高いと思われる”」
クロエ
「そんな・・・！」
ジャン
「“すでに設置している導力通信の中継装置は、
即時稼働を停止すべきとの見解を工房として提示する”」
ナハト
「まずいな・・・急がないと！」
ジャン
「このレポート、ここと同時にロレント市と
ルーアン市の市長邸にも送っているそうだよ」
カタリナ
「すぐに動いてくれるといいわね」
コメント