ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を
依頼内容:
ロマたちを救出したナハトたちはトンネルを戻り、
エイヤの民が避難する農地に戻って来た
避難場所へ帰還
エイヤの農地へ
背景は畑ですが、奥が燃えています
「“薬のばあさん”ことベリンナ老婦人と
ロマたちを救出したナハトたちは--」
「トンネルを戻り、エイヤの民が避難する
農地に戻って来た」
畑の親方
「おおっ!
お客人がただ!」
救出した人たちも家族の元へ
女性
「ヘイザ!?」
画面が揺れます
ヘイザ
「ママーッ!!」
老婆
「ああっ、リヤ!
よかったよ・・・!」
長
「おおっ!
ベリンナも無事だったか」
薬のばあさん
「あたしゃ大丈夫だよ
それより--」
ロマは怪我をしてますが
長
「ロマ!?
そのケガは・・・」
ロマ
「うん、ちょっと痛めただけだから」
長
「そうか・・・
お客人がたには感謝の言葉もない」
ナハト
「いえ 俺たちがアーサーを
もっと早く止められていたら・・・」
全員が無事という結果です
リーヴ
「みんな、無事ね?」
ナハト
「ああ、リーヴ
こっちの状況は?」
リーヴ
「あなたたちが連れ帰った人たちで最後
エイヤの人たちは全員安否を確認できたわ」
クロエ
「皆さん・・・!
よかったです・・・!」
ロナード
「町の被害を考えたら奇跡的だな」
でも農地側の作業は?
ナハト
「だが消火作業のほうは
あまり進んでいないようだが・・・」
リーヴ
「それが--」
消火はしない?
ラッセル博士
「被害の少ない家屋だけを消火して
中心部は燃え尽きるのを待つそうじゃ・・・」
クロエ
「ええっ!?」
長の決断で・・・
ロナード
「燃え尽きるまで放置って、冗談だろ?」
ナハト
「博士・・・!?」
どういうことですか?」
ラッセル博士
「いささか心苦しいが、長殿の決断なのじゃ」
ナハト
「長の決断・・・」
焼けてしまった方がいい?
長
「うむ・・・ 犠牲は大きいが
結果的に被害を最小限に抑えられるだろう」
「家屋が焼け残ったところで
むしろ再建に手間がかかるだけだ」
クロエ
「でも皆さんの住む場所が・・・」
住民の家はある!
長
「こんな時のための『古き町』だよ
エイヤの民が一冬過ごせるだけの備蓄がある」
「我々は常に魔獣やマグマの危険に
晒されながら暮らしている・・・」
「だから、いつでも避難できる
心構えをしているのだよ」
災害対策は普段からできている
ナハト
「あ・・・」
「ナハトが改めて見ると、エイヤの民は
それぞれ小荷物を携帯していた」
長
「みんな最低限の衣類や大事な物を
いつでも持ち出せるようにしているんだ」
ナハト
「・・・・・・」
改めてエイヤの過酷さを知ります
ナハト
「(エイヤの地で生きるってことは
こんなにも覚悟が必要なのか・・・)」
クロエ
「・・・わかりました!」
「必要なものを教えてくださいね?
あとで物資をどんどん持ってきますから!」
ラッセル博士
「うむ 再建の際は
ぜひとも我々に協力させてくだされ」
長
「うむ・・・うむうむ・・・
お客人がたよ、心より感謝する」
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