ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を
試験班4人に加え、カタリナ・ノアが集まり
遊撃士協会で事後報告となっています
試験班は解散し、ナハトは投獄されたことに
なってましたが、普通に活動再開でいいそうです
巨大魔獣は噂止まり
リーヴ
「公都に避難命令は出なかったけれど
市街の様子はどうでしたか?」
カタリナ
「そうね・・・昼過ぎまでは
公都警察の動きも物々しかったし--」
「魔獣の群れが攻めてくる!
・・・なんて噂が飛び交っていたけど」
「今はかなり落ち着いたんじゃないかしら・・・?」
ロナード
「まったく、あの“デカブツ”を退けられて
本当によかったな・・・」
クロエ
「そうですね・・・もしこの街に侵攻していたらと思うと
ぞっとします・・・」
市民は巨大魔獣の存在を知らない?
ナハト
「カタリナさん、魔獣の群れではなく、
巨大魔獣に関する話は広がってないんですか?」
カタリナ
「それがね・・・ほとんど聞かないのよね~」
クロエ
「えっ、そうなんですか?」
ナハト
「侵攻阻止の作戦で民間企業からも
大勢が駆り出されて目撃したのに・・・」
情報が流れない理由は
ロナード
「いや・・・よくよく考えてみりゃ
巨大魔獣の噂話が広まらないのは当然かもな」
「30アージュもの巨大魔獣が出現したなんて
眉唾物、ゴシップ記事にすらならないぜ」
カタリナ
「そうなのよ~
私だって最初は何かの冗談かと思ったくらいよ」
リーヴ
「真偽を確かめようとしても、
既に海の底に沈んでしまったものね」
リシャールからの情報
ノア
「あの子は・・・死んじゃったのかな?」
???
「--ラッセル博士の見解では
死亡とみて間違いないそうだ」
ナハト
「・・・!?」
今回の件はリシャールも活躍
リシャール
「失礼するよ」
クロエ
「リシャールさん!」
カタリナ
「お疲れさまです!」
「リシャールさんには、今回の件で国外への
情報に関する調整役になってもらっているの」
当たり障りのない情報に
リシャール
「今日の出来事は、公都の安全を
脅かしかねない事態だったが--」
「一般には、公都付近で大型の手配魔獣が
討伐されたことになっている」
「もちろん各国政府には、公宮からの公式発表として
脅威を鎮圧したことは伝わっているがね」
リーヴ
「公表した内容によっては
外交のバランスを崩しかねなかったわ」
脅威だったが通常の魔獣討伐に
リシャール
「その通りだ」
「今回、公都警察と民間企業が中心となって
排除できたことには大きな価値があると思う」
「軍事作戦ではなく、単なる手配魔獣の討伐として
発表している以上、諸外国も動くことはできない」
ロナード
「ま、実際は軍隊の助けを借りたかったってのが
本音ですけどね」
例の巨大魔獣は死んだが・・・
ナハト
「それで、リシャールさん--」
「巨大魔獣の脅威はもうないと
考えていいんでしょうか?」
リシャール
「うむ・・・」
「海に沈んだ巨大魔獣は死亡が確認され、
ラッセル博士もアーデントに戻っている」
「解析に尽力してくれたライトナー氏にも
感謝せねばならないな」
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