暁の軌跡をやってみた374(戦争卿の影 その5)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

今回の事件の黒幕が《戦争卿》であると、

リシャールとアガットから聞かされます

 

《戦争卿》の存在は ロナードも知っていたようです

 



ナハトも《戦争卿》を知っていた

 

ナハト

「(《戦争卿》・・・そして、“死の商人”・・・

猟兵時代によく聞いた名だ・・・)」

「(確か、他の部隊の奴らが“卿”からの指示が

どうとか言っていたこともあったよな・・・)」

「(“死の商人”=《戦争卿》か・・・)」

「(下っ端過ぎて・・・

そんな事にすら気付けていなかったのか)」

 

アガット

「おい、新米

そんな辛気臭せー顔すんな」

「あの猟兵女に逃げられちまったのは残念だが、

まだ調べようはある」

 

リーヴ

「そうね・・・“ライアットVC”の実態も

本格的に調べる必要があるわ」

「あの猟兵と現場を去ったオルソン社長が

事件に関与しているのは間違いないでしょうし」

 

ステルス飛行船もまだ謎です

 

ロナード

「それに、あの目に見えない飛行船も、だな

あれも“ライアットVC”のものなのか?」

 

リーヴ

「どうかしらね・・・」

「あの企業が関与しているとしたら、

おそらくは物資か技術面だと思うけど」

「いずれにせよ、これからの“ライアットVC”に関する

調査の過程で必ず表面化するはずよ」

 



ステルス飛行船は調査が進む

 

ラッセル博士

「ま、飛行船は所詮飛行船じゃ」

「空を飛んでいる間は身を隠せるじゃろうが、

永遠に空の上という訳にもいくまい」

 

ティータ

「補給や飛翔ユニットのメンテナンスのために、

地上に降りる必要がありますし」

 

リーヴ

「そうね 過去の物流を詳しく追跡すれば、

所在地の手がかりがつかめるかも」

 

エインセル号の制御不能は・・・

 

ラッセル博士

「それはそうと、リーヴ君」

「紺碧の塔でエインセル号が

制御不能になった件じゃが・・・」

 

リーヴ

「何かわかりましたか?」

 

ラッセル博士

「うむ、船体に不時着のダメージはあったが

計器類はすべて復旧しておった」

 

リーヴ

「すべてが元通りなんて

故障にしては不自然ですわね」

 

ラッセル博士

「例の飛行船が放った

攻撃と考えていいじゃろうな」

「船体のすべての導力が停止し、

その後、何事もなかったかのように復旧する・・・」

「あれと全く同じ現象をリベールは経験しておる」

 



“導力停止現象”を起こせる?

 

リシャール

「博士・・・

それは、まさか・・・?」

 

ラッセル博士

「うむ、導力停止現象じゃよ」

 

ナハト

「・・・・・・!」

 

アガット

「なんだと!」

 

ナハト

「導力停止現象・・・」

 

リーヴ

「王国中の導力が停止したという

リベールの異変・・・」

 

アガット

「そんなバカな!

あの事件は片が付いたはずだ・・・!」

 

ティータ

「ア、アガットさん・・・」

 

今回の“導力停止現象”は違う事例

 

ラッセル博士

「いや、リベールの異変の再来ということではない

導力停止現象もごく短時間じゃった」

 

リシャール

「短時間の導力停止・・・

“ゴスペル”か!」

 

ラッセル博士

「そのテクノロジーを応用した可能性なら、ある」

「幸い、ワシが乗船しておったおかげで

停止現象の有効時間、効果範囲の予測はついた」

「例の船のレーダー回避とステルス機能についても

おおよそのスペックが見て取れたしのう」

 

今回の件は、レーダーの開発に繋げる

 

ティータ

「じゃあ、おじいちゃん、

新型レーダーの開発が進みそうだね」

 

ラッセル博士

「うむ、おかげで方向性がかなり絞り込まれたわい」

「いろいろ悩んでた部分もあったのじゃが、

目の前が晴れたような気分じゃよ」

 

ロナード

「そりゃあいい話だ 新型レーダーが完成すれば、

あの飛行船を見つけられるってことですよね」

 

ラッセル博士

「そうじゃな」

 

ジャン

「うんうん、これはまさに

技術と技術のぶつかり合いだね」

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