ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を
依頼内容:
ロナードとリーヴはエインセル号の修理状況を
確認するため発着場に向かうことに
オルソンのノート
アーデント・新市街へ
背景は高級な住宅街です
「ロナードとリーヴはエインセル号の
修理状況を確認するため発着場に向かっていた」
リーヴ
「--少年時代のオルソンのノートは
ラッセル博士にも見てもらったほうがいいわね」
オルソンのノートで《戦争卿》が分かる
リーヴ
「《戦争卿》の最終的な目的が
少年時代に固まっていたとしたら--」
「難解な計算式が書かれているあのノートに
手がかりを見つけられる可能性もあるわ」
ロナード
「でもよ、導力装置を自作していたのは
アーサーだったんだろ?」
オルソンのほうが総合的には
リーヴ
「ええ だけどオルソンも大体のことは
理解していたと考えるべきね」
「アーサーの仮設や設計段階での反証--
つまり、裏付けを取っていたと思うわ」
ロナード
「なるほどな」
リーヴ
「広い分野で知識に精通していたのは
むしろオルソンだったのかもしれない」
オルソンの天才少年っぷり
リーヴ
「モンレインで手に入れた1冊目のノートには
株式予想の計算式が書かれていたけれど--」
「あれはかなり的を得ていたわ」
「《ライアットVC》を
成功に導いたのも頷けるわね」
「まったく少年時代に投資のノウハウを
習熟していたなんて・・・!」
ロナード
「おいおい、お前がそれを言うなよ・・・」
エイヤの秘密は?
ロナード
「ん・・・待てよ
なあ、ちょいとマズいんじゃないのか?」
「今回手に入れたノートにはズバリ
“エイヤ”って書いてあったんだぜ?」
リーヴ
「大丈夫よ」
ノートの内容から推察すると
リーヴ
「1冊目のノートには
北の海の島にマークが付けられていた--」
「2冊目のノートには
エイヤの民について書かれていた--」
「だけどこの二つを結び付ける記述が
なかったのよ」
ロナード
「・・・となると、当時のオルソンたちはエイヤの民が
北の島の住人であることを知らなかったのか」
エイヤの場所まで知られてなかった
リーヴ
「さらに言えば、その後もエイヤの土地が
どこにあるのか、わからなかったはず」
「だから遠征隊は虐殺された--」
ロナード
「・・・そういうことか」
《戦争卿》は今でも知らないのでは?
ロナード
「あの島が侵略されず、住民も健在ってことは
今もその存在が知られてないってことか!」
リーヴ
「《戦争卿》のエイヤに対する異常なまでの関心--」
「それはエイヤの遠征隊が
高純度のセプチウムを持っていたから」
《戦争卿》の目的である可能性も
リーヴ
「もしかして、
彼は今もそのセプチウムを狙って--」
「それが真の目的だとしたら
この後は何をするのかしら?」
ロナード
「・・・ま、絶対にエイヤの場所が
知られちゃいけないのは確かだな」
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