暁の軌跡をやってみた187(絵空の記憶 II その5)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

ナハトは遊撃士協会で、ミシェル・クロエ・ロナード・リーヴと

会いましたが、他人扱いを受けてしまいました

 

この世界は 見た目はクロスベルなんですが、

みんながナハトのことを知らないという世界です

 

そのあと、ナハトは港湾区に移動しました

 



ロナードがやってきました

 

???

「なーにぶつぶつ言ってんだい?

善良な一般市民くん」

 

ナハト

「おわっ!」

 

???

「おっとすまん、驚かせちまったな」

 

ナハト

「ロナード!?」

 

ロナード

「よっ こんなとこで何してんだ?」

 

ナハト

「何って・・・」

 

ロナード

「あー! そうか! そういうことだったのか!」

 

ナハト

「はい?」

 

ロナードはナハトのことを 記憶喪失と考えます

 

ロナード

「“元”警察官の俺にはもうわかっちまったぜ」

 

ナハト

「(えっ? 今、“元”警察官って・・・)」

 

ロナード

「ズバリ、お前さんは彼女もしくは好きだった人に

振られちまって記憶が混濁してるんだな!」

 

ナハト

「・・・はあ?」

 

ロナード

「みなまで言うな! わかるぜ、その気持ちは

よ~くわかる」

「記憶が吹っ飛ぶほどの大恋愛だったんだな」

 

ナハト

「ちょっと、待て」

 

ロナード

「いや、いいんだよ お前さんくらいの年齢なら

そのくらいの恋はしておいたほうがいい」

 

ナハト

「いや、だから--」

 

ロナード

「もしかしてあれか! 協会にいたってことは、

クロエさんのことが--」

 

画面が揺れます

 

ナハト

「いいから黙れーーー!!!」

 

「再び、民衆はナハトの方を振り向き、

怪訝な表情を浮かべていた」

 

ナハト

「す、すみません」

 

ロナード

「とりあえず、少しここから離れるか・・・」

 

ここで 一旦終了となります

 



ロナードと いろいろ話をします

 

再び港湾区です

 

「2人はツリーから離れて

波止場近くのベンチに腰掛けた」

 

ロナード

「よっこらせっと」

 

ナハト

「そういえばリーヴは?」

 

ロナード

「ああ、妹なら協会に置いてきた」

 

ナハト

「(妹・・・)

大丈夫なのか?」

 

ロナード

「あの2人と絡んでいれば、嫌でも

人見知りが克服されるだろ 多分」

 

ナハト

「(逆効果な気がするが・・・)」

 

ロナード

「まあ、あんな形で飛び出して行かれたら

気になっちまうしな」

「で、お前は一体何者だ?」

 

ナハト

「・・・」

 

ロナード

「単なる記憶喪失ってわけでもなさそうだし、

フクザツな事情がありそうだな」

「詳しく話してくれるかい?」

 

ロナードはナハトの話を聞いてくれるようです

 

ナハト

「・・・正直、俺から話せることは

殆どないんだ」

 

ロナード

「じゃあ、話せる部分だけでいい この場合は、

覚えている部分ってことになるか」

 

ナハト

「俺を信じるのか?」

 

ロナード

「お前さんを信じるかは俺が決めることだ

とにかく話してみな、善良な一般市民くん」

 

ナハト

「その呼び方はやめろ

俺は・・・ナハト・ヴァイスだ」

 

ナハトは現実世界の話をしてみます

 

「ナハトはロナードに自身が遊撃士であることや

クロス・プロジェクト試験班の一員として」

「ロナードやリーヴ、クロエとともに

活動していることを打ち明けた」

 

ロナード

「・・・なんつーか

信じがたい話というか・・・」

「お前さん、小説家志望なの?」

 

ナハト

「断じて違う! 俺は・・・

“準遊撃士”の--」

 

ロナード

「わかったわかった 落ち着けって!」

 

ナハト

「俺はずっと落ち着いてる!」

 

ロナード

「OKOK! いいから座れよ!」

 

ナハト

「・・・すまない 俺も何がどうなってんのか

サッパリで」

 

ロナード

「いいんだ 物事はゆっくり整理していけばいい」

 

ナハト

「ああ・・・」

 

ロナード

「要約すると、俺とお前さんは同じチームで一緒に

行動していた」

「その記憶がお前さんにはあり、俺にはない」

「クロエさん、ミシェルさん、リーヴも同様

お前さんだけが俺たちを知っている、と」

 

ナハト

「ああ」

 

ナハトの話は、(今の)ロナードには理解できません

 

ロナード

「う~ん」

「分からんな」

 

ナハト

「だろうな」

 

ロナード

「前にも似たような活動はあったかもしれんが・・・」

「そもそも、今のこの時代には必要がないしな

その・・・試験管?ってやつ」

 

ナハト

「試験班だ!」

 

ロナード

「悪い悪い ま、状況が理解できていない

お前さんにも今の世界情勢ってのを」

「教えてやるとするかね」

 

今度はロナードが異世界(?)の話をします

 

ナハト

「それって、お前がさっき言っていた

“元”警察官ってのに関係するのか?」

 

ロナード

「・・・ああ」

 

ロナード

「確かにお前さんの話の通り、俺はクロスベル警察の

捜査一課に所属する超エリート警察官だった」

「クロスベル自治州は他国と比べても犯罪率が

高くてな 毎日が戦争みたいなもんだった」

「命令であればどこへだって飛んでいったし

必要とあれば銃で人を撃ったことだってある」

「だが、ある日を境に時代は変わった」

「いや、ひとつの時代が終わったんだな」

 

ナハト

「時代が、終わった・・・?」

 

ロナード

「そうだ “人守神様”(ヒトマモリノカミサマ)

ってのが空から現れたんだよ」

 

ナハト

「ヒトマモリノカミサマ・・・」

 

ロナード

「人々はみんな、その神様を女神からの

祝福として崇めた」

「その神様が現れてから、

世界中からおらゆる“争い”が消えた」

 

ナハト

「“争い”が消えた!?

ハッ、そんな馬鹿げた話--」

 

ロナード

「そう思うだろ でも、事実なんだよ

この世界はあっという間に平和になっちまった」

「平和になった世界に

警察も警備隊も軍隊もいらねえだろ?」

「だから、俺は警察官をやめたんだ」

「時代の変化とともにあらゆる国防組織は今、

ほぼ全てが名前だけの存在になりつつある」

 

ロナード

「遊撃士を含めてな」

 

これで 「絵空の記憶 II」 は 終了です

 

人守神様 (ヒトマモリノカミサマ)ってのが 出てきたのが、

今回の大きな展開でしょうか

コメント

タイトルとURLをコピーしました