暁の軌跡をやってみた928(ヨルムンガルドの秘密 その2)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

新型レーダーの設置を終えたばかりですが、

すぐに照射 そしてデータ収集が始まり、

もうレーダーの役目は終わりました

 

1次データの解析も完了し、

モニターに表示しています

 



構造が判ってきます

 

ナハト

「いかがですか博士?」

 

ラッセル博士

「ふむ・・・このデータによって

かなりの構造が判明したが--」

 

あまり良くない結果?

 

クロエ

「浮かない表情ですね

よくない結果なんですか?」

 

ラッセル博士

「いや・・・予想通りというべきか・・・

どうにも不可解なのじゃよ」

 

ロナード

「不可解?

どういうことなんです?」

 

想定どおり脆弱な機体

 

ラッセル博士

「顕著なのは装甲じゃな

船体を維持するために最低限の厚みしかない」

 

クロエ

「・・・ということは

外部からの攻撃に弱いということですか?」

 

ラッセル博士

「そうじゃな

定期便など一般の飛行船と同等と見受けられる」

「さらに船内のエリア構造は非常に

大雑把に区分けされておる」

 

簡単に倒せるのでは?

 

リーヴ

「飛行船内部には空洞が多く、障壁が少ない--

砲撃の1発で致命傷を与えられるわ」

「まさに“張りぼて”と言ったところね」

 

ノア

「ふ~ん

見た目は、すごいのにね」

 

ナハト

「それは、俺たちにとって朗報なんじゃないのか?」

 

リーヴ

「だけど、そんな脆い飛行船が何の対策も無しに

公都へ攻め込むなんてありえないでしょう?」

 

ナハト

「確かにな」

 



ヨルムンガルドの装備

 

ラッセル博士

「他に明らかなのは--」

「居住エリアがほとんど存在しない

これは乗組員がいない証拠じゃな」

「反面、飛翔ユニットが複数存在する

非常用の補助ユニットと考えられなくもないが・・・」

「どれもこれも理に適っておらぬのじゃよ」

 

不可解な部分が多いです

 

ノア

「飛行船に詳しくない人が作ったのかな?」

 

ロナード

「それじゃあ、自信満々に攻め込んでこないよな」

 

リーヴ

「ヨルムンガルドは《戦争卿》のエゴの象徴--

この構造には意味があると考えるべきね」

 

気になる機構があります

 

ラッセル博士

「リーヴ君・・・この機構をどう見るかね?」

 

「モニター上のヨルムンガルドの外装に

網目状のラインが追加された」

 

リーヴ

「これは・・・」

 

ラッセル博士

「船体表面に均等に取りつけられた導力装置があって

それを結んだラインを強調してみたのじゃが--」

 

これはステルス機能の仕組み?

 

リーヴ

「非可視化のための機構でしょうか・・・?」

 

ロナード

「非可視化って・・・

姿が見えなくなったカラクリのことか?」

 

リーヴ

「ええ、でも仕組みが判明していない以上

他の可能性も踏まえなくてはならないわ」

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