暁の軌跡をやってみた219(ナハトの奮闘記Vol.5-ミレイユ編 その2)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

議員の息子を警備隊に体験入隊させる、という話です

ドラ息子の根性を叩き直してほしい、という理由です

 

ナハトも参加して、ドラ息子をサポートするという依頼です

 

 タイトルが“奮戦記”になってました 修正しました

 



議員の息子、やはりドラ息子です

 

「そして体験入隊当日--

ノックス森林道・警備隊訓練所付近」

 

背景は山道に変わります

 

ナハト

「(ノックスの樹海でやるとか、

ミレイユさんかなり気合入ってるぞ・・・)」

 

議員の息子

「かー、めんどくせー

さっさと終わらせて帰りたいんですけどー」

 

議員の息子の顔グラは(当然)無しです

 

ミレイユ三尉

「コホン ただいまよりクロスベル警備隊の

体験入隊訓練を行ないます」

「なお、今回は遊撃士協会より、準遊撃士の

ナハト・ヴァイス氏も加わることになりました」

 

ナハト

「ナハトです よろしくお願いします」

 

議員の息子

「あーよろしく なにお前、

なんかヘマでもして飛ばされてきたの?」

 

ナハト

「ちがうっての・・・」

 

議員の息子

「まーお互い頑張ろうな っつーか、

やるなら早く始めようよお姉さん」

 

ミレイユ三尉

「え、ええ・・・

それでは出発します」

 

ナハト

「(コイツ、性格は最悪だけど、

やる気が無いわけじゃなさそうだな)」

「あの・・・結構

モチベーション高いみたいですね」

 

議員の息子

「オレ? ちげーよ

親父に無理やり来させられたから仕方ねーんだよ」

「サボってたらチクられんだろ?

それで小遣い減らされるとか、マジ勘弁」

 

ナハト

「はは・・・そういうことか・・・

(メチャメチャしょっぱい打算・・・)」

 



いよいよ体験入隊です

 

背景が変わり、樹海の中のようです

 

「かくして体験入隊は、

ミレイユ三尉指導のもと開始された」

 

ミレイユ三尉

「まずは基本的な山歩きから始めます

私の後に付いてきてください」

 

ナハト

「俺は彼の後ろから行きますね、って--

こんな崖を越えていくんですか!?」

 

ミレイユ三尉

「体験とは言っても、これは警備隊の訓練

さあ、グズグズしていないで進みますよ」

 

議員の息子

「マジかよ・・・この崖、

ビルの2階ぐらいの高さあるんじゃね」

 

ミレイユ三尉

「あらかじめロープを渡してありますから、

それに捕まれば簡単に登れます」

 

議員の息子

「(なあお前、一緒にバックれね?)」

 

ナハト

「(バックれるとか・・・

親父さんに怒られるんだろ?)」

 

議員の息子

「(そうだよなぁ・・・

はあぁ~この調子で明日まで過ごすのかよー!)」

 

ナハト

「(・・・やれやれ、俺自身の心配はいいけど、

コイツは結構、気遣ってやらないと大変だぞ)」

「(疲れが見えてきたら、

ミレイユさんにも早めの休憩を進言しようか・・・)」

 

背景は真っ暗になります

 

「ところが--議員の息子のためにと、

ナハトが頭を悩ませているあいだにも・・・」

「ミレイユの仕官としての“指導熱”は、

次第に、確実に、高まっていったのであった」

「そして訓練は、体験入隊と呼ぶには程遠い、

上級者向けの生き地獄へと突き進みはじめた!」

 

背景が戻り、樹海です

 

ナハト

「えっ! この突撃銃、

彼に持たせてしまっていいんですか!?」

 

ミレイユ三尉

「訓練用ですから弾は出ません

掲げたまま、向こうの大木までダッシュ、開始!」

 

議員の息子

「ひぃぃぃぃぃ・・・!」

 

ナハト

「わ、バカ! ちゃんと走れ!

足をくじくぞ!」

 

議員の息子

「ぐわっ! か、肩がもげる・・・!」

 

ナハト

「ちょっ、ミレイユさん!

このバックパック、素人には重過ぎですよ!」

 

ミレイユ三尉

「警備隊の装備としては標準です

今からこれを背負って、沼を10往復泳ぎます」

「なお、ウエイトを強化したブーツを

2人には着用してもらいますので、そのつもりで」

 

議員の息子

「た、助け・・・溺れ・・・!」

 

画面が揺れます

 

ナハト

「お、俺の手に掴まれー!」

 

ミレイユ三尉

「次は基礎訓練の仕上げ、ロープの上り下りです

全力で20往復--始め!」

 

(ミレイユの)体験入隊は 想像以上?

 

ナハト

「マジかよ・・・かなり険しい絶壁だぞ

さっきの山歩きとは、全然比べ物にならない・・・」

 

議員の息子

「お、落ちるぅ・・・! 落ちちゃうぅ~!」

 

ナハト

「ロープだけは絶対離すなよ!

ケガじゃすまないからな!」

 

画面が揺れます

 

ミレイユ三尉

「--遅い!

いつまでグズグズしている!」

「あと1分で登ってこないと

もう10往復追加するわよ!」

 

ナハト

「だ、ダメだ・・・ミレイユさん完璧に

なんかのスイッチが入ってる・・・」

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