暁の軌跡をやってみた1382(ナハトの奮闘記EX.2 ケビン編 その3)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

偽神父の治療は、ケビンが見抜きます

患者に幻覚を見せ、治ったと錯覚させていたのです

 

見破られた偽神父から魔獣が出てきます

 

ナハトは魔獣の討伐を試みますが、

今度は どうしても倒せないという幻覚に

陥ってしまったようです

 

ピンチでしたが ケビンには何か手があるようです

 



ケビンの術(?)で討伐へ

 

ケビン

「・・・よし、これが手頃やな ええか?

今からオレが、この石に術をかける」

「ナハト君はそれを、

ヤツに向かって投げつけてくれ」

 

ここはケビンの指示通りに行きます

 

ケビン

「それで向こうの術は破れる ええか?」

 

ナハト

「・・・り、了解です」

 

ケビン

「心配無用や オレを信じてくれ」

 

術の掛かった石(?)で攻撃!

 

ケビン

「・・・ええか?

いくで! それ--今や!」

 

ナハト

「うおおおっ! 食らえ!!」

 

画面が揺れます

 

魔獣

「ギェェェェ・・・ッ!!」

 



魔獣を倒したか!?

 

ナハト

「--ハッ!? 消えた・・・」

 

ケビン

「暗示が解けたみたいやね あいつはおそらく、

《教団事件》で喚び出された悪魔の生き残りやろ」

「不完全な召喚で実体化できず、

この男の精神に寄生しとったんやな」

 

神父は元に人間に

 

神父

「ウ、ウウ・・・」

 

ケビン

「術が破られると同時に、悪魔も消えた--」

「この男も

もう暗示はかけられへんやろ 一件落着、や」

 

ナハトの任務も終わりです

 

背景は真っ暗になります

 

ナハト

「自称神父の治療が嘘っぱちだったことが分かり、

マインツは一時、騒然としたが--」

「まもなく、それも落ち着いた おかげで

俺達試験班はてんやわんやだったが--」

 



ナハトは不思議な体験だった

 

背景は鉱山町マインツに戻ります

 

ケビン

「あの男もこれから大変やね 詐欺罪で逮捕、

患者たちはカンカン、補償もドッサリ」

 

ナハト

「しかし・・・腑に落ちないですね 医者の話じゃ、

本当に治った患者もいたそうじゃないですか」

「あいつの治療は全部、嘘っぱちのまやかし

だったはずなのに どういうことなんでしょう?」

 

ケビンから説明してもらいます

 

ケビン

「そんなの簡単や プラシーボ・・・偽薬効果って

知っとる? 薬学の分野で言われてるんやけど」

「薬と称して飲ませたタダの水が、本当の

薬と同じ効果を発揮するっちゅうやつや」

「ま、タネを明かすと病気を治してるのは自分の

治癒力ってオチなんやけどな つまり思い込みの力や」

 

それでもナハトは半信半疑です

 

ナハト

「思い込みの力・・・って言われても

そんなことが本当にあるんですかね?」

 

ケビン

「いやいや、人の信じる力を侮ったらあかんよ

信仰ちゅうのも、突き詰めればそこやからね」

「それにナハト君は、さっき自分で体験したはずや

あの悪魔の攻撃、それに--あの石」

 



ケビンの石、実は・・・

 

ナハト

「石? 俺が悪魔に投げたあの石?

いやでも、あれはケビンさんの術が--」

 

ナハトは信じ込んでただけ?

 

ケビン

「ハハ、かけてへんかけてへん ありゃ嘘や

君が投げたんはただの石」

 

ナハト

「へっ・・・」

 

ケビン

「あれに幻を打ち破る力があると心の底から信じたからこそ、

君は悪魔を滅ぼせた--感謝するで」

「それってつまり、君がオレのことを

信じてくれたっちゅうことやからね(音符)」

 

終始、ケビンの掌だったのかも

 

ナハト

「(・・・騙された! だが不思議と、

あまり悪い気はしない・・・なぜだろう?)」

「(同じ嘘でも、ケビンさんのは

優しい嘘だったから--かもな)」

 

これで「ナハトの奮闘記EX.2 ケビン編」は終了です

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