暁の軌跡をやってみた1177(リーヴの思い その2)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

リーヴは導力通信でサーシャと話をしていました

 

その中で、オズボーン宰相が狙撃された話と

列車砲の消滅と言う事件を聞きました

 

今は、“碧の軌跡”の クロスベル国家独立宣言

あたりと 同じ時ということです

 

通信が終わると ナハトはリーヴに声をかけ、

二人はお互いの考えを語り合います

 



今後の試験班

 

ナハト

「俺たち試験班はこの後、どうなるんだろうな」

「試験班はクロスベルで発足された

クロスプロジェクトだが--」

 

リーヴ

「クロスベルの行政が変わったことで

指示系統はどうなるかわからないわね」

 

試験班が解散すれば・・・

 

リーヴ

「規約上、遊撃士協会が

管理することになっているはずだけど」

「そもそも、私はボランティア活動だし--」

「試験班として可及的な対処を

必要とする事案がなくなれば--」

「ジリアンとロナードはクロスベル警察へ

戻ることになるでしょう」

 

ナハト

「そうか・・・そうだよな」

 

リーヴ

「それにしても--試験班、か・・・」

「参加した時はまさかこんな事態に

なるなんて思ってもみなかったわ」

 

以前のリーヴは

 

リーヴ

「ちょっとばかり人助けしてイメージアップして

会社の利益につながれば・・・なんてね」

 

ナハト

「やっぱり、そういう魂胆だったか」

 

リーヴ

「今後の事業の布石になると考えて

参加したのよ」

 



二人にとって試験班は

 

ナハト

「ははっ 利益につながるどころか

損失ばかりだったんじゃないのか?」

 

リーヴ

「そうね

でも、収穫はあったわ」

 

リーヴは感謝している?

 

リーヴ

「あなたたちに出会ってこんなに関わって--」

 

ナハト

「リーヴ・・・」

 

リーヴ

「い、いえ 長い目で見れば

今の経験は役に立つということよ」

「人事に事業運用・・・そうね

危機管理の面でも参考になったわ」

 

以前のナハトは

 

ナハト

「俺も今のメンバーで試験班として活動できて

色々と学ばせてもらったよ」

「クロスベルに来たときは

まともな仕事にありつけたらって思ってた」

「まともな生活・・・

寝床があって食事があって・・・」

「仕事は適当にこなして

生きていければ・・・なんてな」

 



ナハトの言葉にリーヴも

 

ナハト

「でも、誰かに感謝される仕事が

こんなにもやり甲斐のあることだったなんて」

「俺を人間らしくしてくれたのは

試験班のみんなのおかげだよ」

 

リーヴ

「ナハト・・・」

 

リーヴは何か言いかけます

 

リーヴ

「・・・・・・よ」

 

ナハト

「・・・えっ?」

 

リーヴ

「だから・・・私もよ!」

 

その言い方は・・・どっちだ?

 

リーヴ

「(試験班として活動することが

とても心地よかった)」

「(・・・それが、一番の収穫だわ)」

「遅かれ早かれ試験班は

解散するでしょう」

「だけど・・・」

「私たちずっと一緒にいられたら--」

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