暁の軌跡をやってみた1063(忘れ得ぬ過去 その2)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

ノアを含む試験班は、孤児院だった

『女神の宿りし家』に来ています

 

アンダースに指示されたので来ていますが、

オルソンの手によって焼かれてしまった上、

公都警察による調査も済んでいるため

何かあるとは考えられません

 

そんな中、アンダース本人が現れます

 



2人が過ごした孤児院

 

ナハト

「アンドレア・・・いや

アンダースさんと呼んだ方がいいですか?」

 

アンダースはこの孤児院にいたアンディ

 

アンダース

「どう呼んでもらっても構わないよ」

「ちなみに、ここにいた頃は

アンディと呼ばれていたっけな」

 

ナハト

「ここに・・・?

『女神の宿りし家』にいたんですか?」

 

アンダース

「40年ちょっと前だったかね

私は悪ガキたちのリーダーだった」

 

オルソンもここにいたのは周知の通り

 

アンダース

「懐かしいな・・・黒こげだが柱の位置や壁の石

昔を思い出すよ」

 

ロナード

「お前さんのお友達が全部焼いちまったけどな」

 

アンダース

「ここで過ごした時期は彼にとって

辛い思い出だったのかもしれん」

 

ナハト

「・・・!!

では、オルソンもここに!?」

 



孤児院時代のオルソン

 

アンダース

「賢そうな顔立ちをしていてね

公都の坊ちゃんかと思ったが・・・」

「まさか辺境の地から来たとはね」

 

当時のモンレインは・・・

 

クロエ

「辺境の地・・・?

オルソンさんはモンレインの出身では?」

 

アンダース

「ははは あの頃のモンレインは

今とは比べ物にならないくらい田舎でね」

「情報も少なかったし、みんなトナカイの毛皮を

着ているもんだと思っていたくらいさ」

「・・・ダニーはとても賢くて面白いやつでね

あっという間に友だちになったよ」

 

ナハト

「オルソンがこの孤児院で過ごしていた・・・」

 

ここに来る前のオルソンは知らない

 

リーヴ

「モンレインを離れた後

どういった経緯で孤児になったのかしら・・・?」

 

アンダース

「お互い家族の話は避けていたんでね

今でも詳しくは知らないんだが」

「もっとも、この孤児院に来る子はみんな

様々な過去を背負っていたんだよ」

 



この孤児院の実態

 

アンダース

「しかしここは、ひどい場所だった

食事は足りないし、服もボロばかり」

「今にして思えば、先生たちは

努力してくれていたんだろうが・・・」

 

補助金をせしめる企業が?

 

アンダース

「公都からの補助金は仲介業者が

ほとんど持って行っちまってたらしい」

 

クロエ

「ええっ!? それって子どもたちのために使う

資金じゃないんですか?」

 

リーヴ

「そんな不正・・・公宮が許さないわ!

何という企業かしら?」

 

オルソンが手を差し伸べたが・・・

 

アンダース

「もう残っちゃいないさ」

「《ライアットVC》の経営が軌道に乗ったころ

真っ先に吸収した会社だからね」

「創設者と当時の幹部は、まとまって失踪したよ」

 

ロナード

「なるほど・・・ね」

 

アンダース

「だが遅すぎた

『女神の宿りし家』は破綻してしまった」

「競売にかけられたこの建物はダニーが買い取り

架空の名義で登記されることになった」

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