暁の軌跡をやってみた1054(ナハトの奮闘記Vol.17-シェラザード編 その4)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

潜入操作中のナハトとシェラザードですが、

相手はシェラザードを知っていたようです

 

そして 魔獣まで出してきました

 

もう、悪党であることを隠さず

仕返しとばかりに戦闘を挑んできました

 

戦闘は勝利し、これで逮捕になります

 



シェラザードへの恨みもある

 

背景はギルドの室内になります

 

ナハト

「《結社》に雇われていた元・猟兵・・・?」

 

シェラザード

「ええ アイツの思わせぶりな啖呵・・・

そう考えて間違いないでしょうね」

「リベールの異変では、多くの猟兵たちが

《結社》に雇われて動いていたけど・・・」

「そこであたし達にぶちのめされたヤツが、

流れ流れて、こんな商売を始めたのね」

 

ナハト

「だからシェラ先輩のことも知っていたんですか

・・・憎い仇敵として」

 



ナハトらしからぬ意見

 

ナハト

「--それにしても、今回の事件、

借りようとする方も相当の馬鹿ですよ」

 

悪徳業者でなかった場合、救えない

 

ナハト

「たまたま連中が監禁まがいの手を使ったから、

俺達だって介入できたけど・・・」

「もしあのまま本気で借りていたら、

いったいどうするつもりだったんだか・・・」

「だって、あんな利率・・・いくら元本が少額でも、

膨れて首が締まるに決まってるじゃないですか」

 

シェラザード

「・・・・・・そうね」

 

シェラザードの考えは違うようです

 

シェラザード

「でも、あの人達には、

それしか生きる道がなかったのかもしれないわ」

 

ナハト

「ですけど・・・」

 

シェラザード

「あんたの言いたいことも分かる

けど、人間は本当に追い詰められた時・・・」

「“間違っている”と分かっていても、

どうしようもないものに手を出すこともあるのよ」

 

ナハト

「・・・・・・なっ・・・・・・」

 



以前は同じような境遇

 

シェラザード

「あたしはね・・・子どもの頃、

ずっとずっと貧しくて、生きるために何でもしたの」

 

ナハト

「シェラ先輩・・・・・・」

 

昔の自分を考えれば少しは・・・

 

シェラザード

「だから、今になっても、

貧しい人達を一概に責める気にはなれないし・・・」

「どんなに愚かで救いようがなくても、

あたしはそういう人達の味方でありたいと思うわ」

 

ナハト

「・・・・・・」

 

シェラザード

「・・・普通に考えても、貧乏人を食い物にする

ヤツの方が、よっぽど悪いでしょ?」

 

当然ナハトも理解できるはずです

 

ナハト

「・・・すみません

なんか、生意気なことを言ってしまって」

 

シェラザード

「ふふ、いいのよ あたしもね、

ナハトなら分かってくれると思ったまでのことなの」

 

ナハト

「(追い詰められたヤツらの、

どうしようもない愚かさと悲しさ・・・)」

「(俺にも覚えがあることだったのに、

なんで・・・忘れそうになっていたんだろう・・・)」

 

これで「ナハトの奮闘記Vol.17 シェラザード編」は終了です

 

次は、本編に戻りたいと思います

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