暁の軌跡をやってみた1047(第3の男 その2)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

試験班はリシャールとの打ち合わせのため

ギルドに戻ってきました

 

戻ると リシャールだけでなく ジンもいました

 

ジンはリシャールと話した後、

市内の巡回へと向かったようです

 



一斉摘発の成果

 

リシャール

「--さて それでは本題に入ろう」

「君たちも参加した公都警察による一斉摘発だが

期待通りの効果といっていい」

「かなり多くの関連企業や組織の行動を

押さえることができた」

 

《戦争卿》を支える小さい企業たち

 

ロナード

「ええ、捜査チームの資料を見ましたが

小さな企業が多かったようですね」

 

リシャール

「ああ、規模の小さい企業は

社長の一存で動かすことができる」

「中には《戦争卿》への協力とは知らずに

取引していた企業もあったようだ」

 

クロエ

「つまり・・・何も知らずに《戦争卿》に

加担していたということですか?」

 

リーヴ

「ありえない話じゃないわね」

「経営の苦しい小さな企業に対し

渡りに船の好条件を出して使ったのでしょう」

 

お咎めなし、という場合も

 

クロエ

「そういった何も知らないで協力した会社も

罪を問われてしまうんですか?」

 

リシャール

「知らずに取引していたとわかれば

事情聴取だけで済むだろう」

 

クロエ

「それは、よかったです!」

 

これで本体を追い詰めたか?

 

リシャール

「《戦争卿》の全貌を突き止めるまで

あと一歩だ」

「少なくとも今回の一斉摘発で

武器商人としての地盤が揺らいだのは確実--」

 

ナハト

「あとは《戦争卿》の本拠地さえ見つければ・・・!」

 

本拠地を抑えることはできない?

 

リーヴ

「恐らくだけど--」

「本拠地と言えるような

特定の場所はないと思うわ」

 

クロエ

「ええっ!?

そうなんですか?」

 



一斉摘発を行った意味

 

リーヴ

「《戦争卿》が指示を下しているそれぞれの部門、

そこに横の繋がりが存在しないとすれば--」

「国家や企業にように組織を

1か所に集中する必要がないのよ」

 

リシャール

「私もリーヴ社長と同意見だ」

 

横の繋がりがない、だから・・・

 

リシャール

「縦割りに構成された組織はそれぞれ

《戦争卿》から直接指示を受けている」

 

ロナード

「なるほど・・・」

「下位組織同士でつながっていないなら

芋づる式にしょ引けない」

「だからこそ今回の一斉摘発だったんですね」

 

リシャール

「その通り」

 

まだ知られていない重要人物が?

 

リシャール

「そして、もうひとり、オルソンと並ぶ

主要メンバーがいるとみている」

 

ナハト

「オルソンと並ぶ・・・!?」

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