暁の軌跡をやってみた969(公宮最後の日)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

依頼内容:

より良き未来を見つめた少年たちの回想録--

 



オルソンが子供の頃の話

 

背景は真っ暗です

 

「1161年初頭--」

 

「モンレインで手に入るわずかな導力装置を参考に

私たちは見様見真似で装置を自作した」

 

「それらは本に描かれた飛行船や導力車輌のように

派手なものではなかったが--」

 

「導力通信や街道灯の前身となる技術など

身近で実用的な機能が中心だった」

 

「この日、地下資源の微弱な反応を感知する

装置を試していた私たちだったが--」

 

「その後の人生を決定づける

大きな発見があった」

 

アルトたちが作った探査装置

 

背景は雪のモンレインです

 

アルト

「鉄鉱石の埋蔵量・・・

深さ100セルジュの範囲で--」

「質量は4511

鉱山のデータとほぼ一致するな」

 

チビ君

「すごい!」

 

ニール

「待て・・・こっちの大きな値は何だろう?」

 

何かを発見したかも

 

アルト

「この数値は・・・鉄鉱石じゃないな

放熱量もおかしい」

 

ニール

「計器の故障かな?」

 

アルト

「いや・・・鉄鉱石の塊の下に

未知の組成の物質でもあるんじゃないのか?」

 

大量のセプチウムを発見か?

 

チビ君

「え、ちょっと待って・・・

この組成って・・・セプチウム?」

 

アルト

「深さは?」

 

ニール

「単体の測定だから分からないな」

「すごい浅い位置にあるのか・・・

深いところに大量のセプチウムがあるのか・・・?」

 



アルトたちの計画

 

背景は真っ暗になります

 

「数週間後--

鉱山が休みの日曜日」

 

「私たちはかねてより準備していた

計画を実行に移した」

 

大人たちがいない間にコッソリ

 

背景は雪のモンレインになります

 

チビ君

「確認してきた

鉱山には誰もいないよ」

 

ニール

「測量の結果も間違いない

手はずは整った」

 

アルト

「よし・・・計画を実行に移そう」

 

チビ君

「この町の地下にセプチウムが眠ってるんだね・・・」

 

町や国のことを考えてました

 

ニール

「これでモンレインがセプチウムを産出し始めたら

鉱山で働く人たちの生活も楽になる」

「町はずっと潤うぞ!」

 

アルト

「いや・・・それどころじゃない」

「レミフェリアは一気に強国の仲間入りさ」

 

ニールとアルトは独学の技術で・・・

 

「私たち--特にニールとアルトは並の天才ではなかった」

 

「アルトが中心となって自作した導力装置は

どれも単純な仕組みだったが--」

 

「組み合わせていくことで

高度で複雑な機能を実現していた」

 

「いささか不安定な要素もあったが

設計思想そのものは現代でも通用するだろう」

 

「これまでの観測結果からモンレイン鉱山の深部に

セプチウムがあると予測していた私たちは--」

 

「鉱山が休みの日に、坑内の岩盤を破壊して

セプチウムを露出させようと計画した」

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