暁の軌跡をやってみた948(ナハトの奮闘記Vol.13-カシウス編 その3)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

ナハトは、湖に財布を落としてしまった女の子に

ミラを渡そうとしますが、ダメだと言われます

 

財布を無くしたことで怒られるということです

 

そこにカシウスが現れ、彼は湖の財布を

取ってくると言います

 

カシウスはいきなり “真・旋風輪”を繰り出し

自身を湖面に浮かせるという、

ありえない状態になります

 



カシウスならではの解決法

 

カシウス准将

「--見えるか、ナハト

これが八葉一刀流、螺旋の型の応用だ」

「回転で自らの身体を舞い上がらせ、

かつ、湖水を竜巻の如く吸い上げる・・・」

「俺はこのまま、湖底まで降りて

その子の財布を拾ってくるとしよう」

 

ナハト

「なんか准将しゃべってるけど、

風の音でよく聞こえない!」

 

常識では考えられない技です

 

ナハト

「でも、俺の目が

おかしくなったわけじゃないのなら・・・」

「准将、湖面に浮いたまま竜巻を作って、

水を掘っているってことだよな!?」

「もう、やること成すこと人間業じゃない

こんなのおかしいだろ!」

 

カシウス准将

「フンッ!」

 

女の子

「きゃっ!」

 

ナハト

「うわっ!」

 

「カシウスの掛け声に遅れて、

竜巻は一瞬で消え、湖水が霧状に舞った」

 

財布を取って戻ってきました

 

「女の子とナハトが目を開くと、王城前には

髪の毛ひとつ濡れていないカシウスの姿があった」

 

カシウス准将

「お嬢ちゃん ほら、お財布だ」

「まずは中身をちゃんと確認しなさい

お買い物は、それからにしような」

 

女の子

「おじさん、すごい・・・!」

「ありがとうございました!」

 

カシウスのとっては余裕の一件落着

 

ナハト

「あの子、完全に准将のファンになって

帰っていきましたね」

 

カシウス准将

「ハハ、このままではエステルに

ヤキモチを焼かれてしまうな」

 

ナハト

「心配するところ、そこですか・・・」

 



カシウスからのお言葉

 

カシウス准将

「ところでナハト、君はギルドから

別の依頼で仕事中だったのだろう?」

 

ナハト

「あっ・・・すみません

つい寄り道をしてしまって・・・」

 

ナハトを買ってくれています

 

カシウス准将

「何故謝る?

俺は君を責めているわけではないぞ」

「小さき者の声に耳を傾ける

その真摯な姿勢に、感心をしているのだ」

「大方、手持ちの道具を売ってでも、

ミラを立て替えてあげるつもりだったのだろう」

 

ナハト

「・・・バレていましたか・・・

(しかも文無しだってところまで・・・)」

 

カシウス准将

「今後とも、その姿勢を決して忘れることなく、

遊撃士として歩んでくれたまえ」

 

ナハト

「勿体ない激励・・・

ありがとうございます・・・!」

 

無茶なことも言います

 

カシウス准将

「ああ、それとだな

もしまた誰かが、湖に落し物をした時は--」

「今度は君が、俺のようにして拾ってみろ

なあに、本気でやってみれば意外とできるものだ」

 

ナハト

「ブッ・・・!

あの竜巻は、逆立ちしたって無理です!!」

 

これで「ナハトの奮闘記Vol.13カシウス編」は終了です

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