暁の軌跡をやってみた874(市民の鎮静支援 その3)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

エメリア総合病院へやってきたナハトたちは

2手に分かれて作業を分担します

 

患者のケアを請け負ったナハトとクロエは

病室を診て回ります

 

こちらは特に混乱していませんでしたので

受付のほうに向かいます

 



受付の惨状

 

背景は病院の中庭に戻ります

 

画面が揺れます

 

男性

「とにかく早く診察してくれ!」

 

受付

「ですが、ご予約は明後日となっておりまして」

 

男性

「明後日?

そのころにはアーデントがどうなってるやら!」

「診察ができないなら薬をよこせ!」

 

患者が殺到する事態です

 

画面が揺れます

 

赤ちゃん

「うぁぁぁん!」

 

若い母親

「お願いです この子を早く診てあげてください!

今朝からすごい熱なんです」

 

初老の男性

「なあちょっと割り込まないでくれないか?」

 

おじいさん

「南の診療所も開いていないんだよ

どういうことだい?」

 

間違った噂も立てられます

 

男性

「ここの医者はまだいるのか!?

自分たちだけ逃げてるんじゃないだろうな」

 

おばあさん

「お医者さんも自分の身が大事ってことなのかい?」

 

受付

「み、みなさん、落ち着いてください!

診察は受け付けていますから順番に並んで・・・!」

 



この混乱はどうやって?

 

ナハト

「さっきよりも、ひどくなっているな」

 

クロエ

「みなさん明るくて、いい人たちばかりで

落ち着いた病院だったのに・・・」

 

ナハト

「・・・誰も悪くない

《戦争卿》のせいで混乱が起こっているんだ」

 

ナハトは何か方法を考えますが

 

ナハト

「とにかく来院者を落ち着かせないと

このままじゃ病院のスタッフも危ない」

「(だが、どうする? こんな状況で

まともに話を聞いてくれるかどうか・・・)」

 

クロエ

「・・・・・・」

 

クロエは自身の方法で解決へ?

 

「クロエは受付近くに置かれた資材の台に乗り

手を叩いて注目させた」

 

ナハト

「なっ!

クロエどうするんだ、おい!?」

 

クロエに注目が集まります

 

男性

「えっ・・・何だ?」

 

おばあさん

「まあ・・・」

 

おじいさん

「どうしたんじゃ、あの子は?」

 

「つかの間、院内の喧騒が収まった」

 



突然クロエは歌い出す

 

クロエ

「こほん・・・」

 

レミフェリアでは有名な歌です

 

クロエ

「見上げて~ごらん(音符)

この遥かなる大空を~(音符)」

「故郷の~風は(音符)

彼方へそよぐ~(音符)」

 

おばあさん

「おや、この歌は・・・」

 

ナハト

「これは・・・レミフェリアの民謡?」

 

おじいさん

「なんじゃ、最近の若い者は知らんのか?

わしらの世代はみんな歌っとったよ」

 

ナハト

「そ、そうですか」

 

クロエは歌い続けます

 

クロエ

「思い出してごらん~母なる大地の暖かさ~(音符)

夏も冬も訪れる~母なる大地の慈しみ(音符)」

 

初老の男性

「ほう

あの子、いい声しているな~」

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