ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を
長はナハトたちに見せたものがある、と言って
“古き町” へ案内します
そこは誰も住んでいない廃墟でした
ただ、食料があるということで
エイヤの避難場所としての役割だそうです
この町が “始まりの地”
長
「定期的に、備蓄食糧を運び
建物も修理をしているのだ」
ロナード
「なるほど・・・人は住まなくなったけど
再利用しているんですね」
この場所だけは残したい
長
「うむ・・・打ち捨てられるままに
しておくのは忍びなくてな」
「皆が力を合わせて作った
特別な場所なのだよ」
ナハト
「特別な、場所・・・?」
長
「そう--
ここがエイヤの始まりの地なのだ」
エイヤが始まった場所としては・・・
ロマ
「えっ!?」
ナハト
「この町が始まりの地だって・・・?」
ロナード
「確かに古びてはいるが、ここの建物、
そんな大昔に建てられたようには見えないぜ?」
リーヴ
「・・・やっぱり
そういうことなのね」
エイヤの歴史の秘密
クロエ
「え、リーヴさん?
やっぱりって、どういうことですか?」
リーヴの推測では たった5、60年
リーヴ
「昨日の長のお話では、エイヤには大昔から
人が住んでいたような口ぶりでしたけど--」
「実際は、そこまで長い歴史は
ありませんわよね?」
「そうね、だいたい・・・
5、60年ってところかしら?」
ナハト
「なんだって?」
長もリーヴの話を認めます
長
「ご明察
エイヤの長は、私で3代目になる」
クロエ
「ええっ!?」
ノア
「リーヴ君は、なんでわかったの?」
リーヴは説明します
リーヴ
「生活様式をみれば察しがつくわ」
「導力がないことを除けば--
私たちとあまり変わらない生活じゃない」
「孤島で何百年も暮らしていたのなら
生活習慣に大きな違いが生じているはず」
「遠征隊による交流があったとしても、もっと
特殊な文化が形成されてもおかしくないわ」
ロナード
「成る程な
さっすが子ども社長だ」
ナハト
「リーヴが昨日から引っかかっていたのは
このことだったのか」
長
「うむうむ・・・
聡明なお嬢さんだ」
「さて、立ちっぱなしも疲れるな
そこの家に入ろう」
ここで 一旦終了です
“始まりの地” の家へ
エイヤの“廃墟”へ
背景は本当に廃墟っぽいです
<暁の軌跡-エイヤ村-始まりの地の家>
「ナハトたちは
長が示した家屋に入った」
「放置された室内の調度品には
薄っすらと埃が積もっていた」
ロナード
「思ったほど中は荒れていないな」
クロエ
「ええ
少し片付けるだけで、生活できそうですね」
ノアは少々失礼?
ノア
「わあ~(音符)
食べ物がいっぱいある~!」
「塩漬けに薫製もあるよ
みんな保存に効く食料なんだね」
ナハト
「あっ、おいノア
勝手に開けるなよ」
長
「ほっほっほ
無邪気な賢者殿だな」
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