ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を
ロマの父親であるヨニは、前回の遠征隊の
消息を探るため、遠征隊のリーダーとして
出発しました
前回の遠征隊を一人発見できたのですが
襲撃を受けた、とのことでした
そしてヨニの遠征隊も襲撃を受けるのでした
エイヤに知らせるために
長
「遠征隊のみんなは・・・
まだ意識が残っている間に決意した」
「エイヤを守るために自害したのだ」
クロエ
「そんな・・・!」
リーヴ
「・・・なんてこと」
なんとかヨニだけを生かせた
ロマ
「お、お父さんはどうしたの!?」
長
「仲間はリーダーのヨニを逃がすことに全力を注いだ」
「ひとりずつ命を絶って
敵の注意を逸らしたのだ」
「みんなの意図を悟ったヨニは
隙をみて何とか逃げ出すことができた」
「この事実を何としても我らに伝えようと
命懸けでエイヤまで戻ってきたのだ」
ロマ
「・・・・・・」
クロエ
「こんなことって・・・
ひどすぎます!」
リーヴ
「辛い話を聞かせてくださって
ありがとうございます」
敵は戦闘に慣れた組織?
ロナード
「何年もかけてセプチウムを狙っていたのか・・・
単なる犯罪集団じゃなさそうだな」
ナハト
「ヨニさんは、自分たちを襲撃した一味について
何か話していましたか?」
長
「戦うこと・・・人を傷つけることに
慣れた組織だったようだ」
リーヴ
「組織・・・猟兵団を雇っていたのでしょうね」
リーダーだけは別の特徴が
長
「リーダーらしき者は戦士というよりは
学者のような小柄で若い男だったという」
ロナード
「学者風の若い男か・・・」
長
「小柄で優しそうな顔立ち とても手荒なことを
命じるような雰囲気はなかったと」
「それが、かえって恐ろしかったと語っていたよ」
「以来、遠征隊を出さないことに決めたのだ」
「物資が不足して不自由するとしても
これ以上、同胞を失う訳にはいかないからのう」
そして今のエイヤに
長
「ロマよ・・・」
「我らが戦わないことにしたのは
こういう理由からなのだ」
「戦いで、一族を失うことを恐れたからだ」
ロマ
「・・・お父さん」
長
「ヨニは遠征隊でひとり生き残ったことを
ずっと気に病んでいたよ・・・」
「だが、ヨニが帰還したおかげで
我らはより注意深くなった」
試験班も長たちに疑われていた
長
「実はお客人がたのことも
疑っておった」
「遠征隊を全滅に追いやった一味と
どこかでつながっているかもしれない、と・・・」
ロナード
「そりゃあ、そう考えるでしょうね・・・」
クロエ
「でも・・・長さんは私たちを
暖かく迎え入れてくれました!」
長
「うむ・・・」
争いを否定するなら侵入者も?
長
「できなかったのだよ」
「争いを否定する我らが、疑わしいというだけで
誰かを傷つけることなどどうしてできよう」
リーヴ
「尊いお考えだと思いますけど・・・」
「場合によっては、
命取りにもなりかねませんわ」
長
「十分、わかっておるよ」
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