暁の軌跡をやってみた755(エイヤの民の秘密 その8)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

ロマの父親であるヨニは、前回の遠征隊の

消息を探るため、遠征隊のリーダーとして

出発しました

 

前回の遠征隊を一人発見できたのですが

襲撃を受けた、とのことでした

 

そしてヨニの遠征隊も襲撃を受けるのでした

 



エイヤに知らせるために

 

「遠征隊のみんなは・・・

まだ意識が残っている間に決意した」

「エイヤを守るために自害したのだ」

 

クロエ

「そんな・・・!」

 

リーヴ

「・・・なんてこと」

 

なんとかヨニだけを生かせた

 

ロマ

「お、お父さんはどうしたの!?」

 

「仲間はリーダーのヨニを逃がすことに全力を注いだ」

「ひとりずつ命を絶って

敵の注意を逸らしたのだ」

「みんなの意図を悟ったヨニは

隙をみて何とか逃げ出すことができた」

「この事実を何としても我らに伝えようと

命懸けでエイヤまで戻ってきたのだ」

 

ロマ

「・・・・・・」

 

クロエ

「こんなことって・・・

ひどすぎます!」

 

リーヴ

「辛い話を聞かせてくださって

ありがとうございます」

 

敵は戦闘に慣れた組織?

 

ロナード

「何年もかけてセプチウムを狙っていたのか・・・

単なる犯罪集団じゃなさそうだな」

 

ナハト

「ヨニさんは、自分たちを襲撃した一味について

何か話していましたか?」

 

「戦うこと・・・人を傷つけることに

慣れた組織だったようだ」

 

リーヴ

「組織・・・猟兵団を雇っていたのでしょうね」

 

リーダーだけは別の特徴が

 

「リーダーらしき者は戦士というよりは

学者のような小柄で若い男だったという」

 

ロナード

「学者風の若い男か・・・」

 

「小柄で優しそうな顔立ち とても手荒なことを

命じるような雰囲気はなかったと」

「それが、かえって恐ろしかったと語っていたよ」

「以来、遠征隊を出さないことに決めたのだ」

「物資が不足して不自由するとしても

これ以上、同胞を失う訳にはいかないからのう」

 



そして今のエイヤに

 

「ロマよ・・・」

「我らが戦わないことにしたのは

こういう理由からなのだ」

「戦いで、一族を失うことを恐れたからだ」

 

ロマ

「・・・お父さん」

 

「ヨニは遠征隊でひとり生き残ったことを

ずっと気に病んでいたよ・・・」

「だが、ヨニが帰還したおかげで

我らはより注意深くなった」

 

試験班も長たちに疑われていた

 

「実はお客人がたのことも

疑っておった」

「遠征隊を全滅に追いやった一味と

どこかでつながっているかもしれない、と・・・」

 

ロナード

「そりゃあ、そう考えるでしょうね・・・」

 

クロエ

「でも・・・長さんは私たちを

暖かく迎え入れてくれました!」

 

「うむ・・・」

 

争いを否定するなら侵入者も?

 

「できなかったのだよ」

「争いを否定する我らが、疑わしいというだけで

誰かを傷つけることなどどうしてできよう」

 

リーヴ

「尊いお考えだと思いますけど・・・」

「場合によっては、

命取りにもなりかねませんわ」

 

「十分、わかっておるよ」

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