暁の軌跡をやってみた753(エイヤの民の秘密 その6)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

リーヴは長に、エイヤは交易しているのでは

と追求します

 

理由は、20年前のレミフェリアの食器です

 

それに対し長は、正直に答えてくれます

 

外界と交易するために遠征隊を出していた

こと、ロマのお父さんも参加していたこと

 



遠征隊による交易

 

ナハト

「考えてみたら、この小さな町で

生活を保つことは難しいですよね」

 

エイヤの酒を輸出していました

 

「うむうむ

だから以前は外界と交易してたんだ」

「エイヤで造った酒や調合した薬草

革製品や織物などを持って行商をしたのだ」

「中でも、評判の良かったのがエイヤの酒だったよ」

 

ロナード

「酒ねぇ・・・そう言えば

ピエール副局長が話してたことがあったな」

「レミフェリアでは数年に一度、

幻の名酒が出回るとか何とか・・・」

「そうか! さっき味見したあの酒か!」

 

リーヴ

「ここで生産したものを売ったミラで

食器などを仕入れていたのね」

 

遠征隊が持ち帰るのは貴重な物資

 

「その通り 子どもの教育のための書物や

薬草ではまかなえない医療品など・・・」

「他にもそれぞれが、ここにない技術を

学んで帰ってきたんだ」

「遠征隊は一度出発すると長い旅になる

だから数年に一度出していた」

「レミフェリアだけではなく、遠くはカルバード

クロスベル、リベールを訪れた隊もいたのだよ」

 

ナハト

「クロスベルにも!?」

 

クロエ

「エイヤの人たちが来ていたなんて

不思議な感じですね」

 

ロマ

「でも、今は遠征隊なんて出していないはず」

 



遠征隊に事件が

 

「・・・15年前に出発した遠征隊が

予定の時期に戻らなかったんだ」

 

ナハト

「戻らなかった・・・?」

 

リーヴ

「事故・・・もしくは事件に巻き込まれたのかしら」

 

遠征隊が戻ってこない!?

 

「うむ・・・うむ

我らは心配しながら待ち続けたが--」

「結局、今日まで誰ひとりとして

帰ってこなかったんだ」

 

ロマ

「・・・そういえば、

サミのお兄さんが言っていた」

「小さい頃、よく遊んでもらったおじさんがいたのに

いつの間にかいなくなったって」

「サミが生まれる前のことだよ」

 

「ああ・・・それはサミの父親の弟だな

そう あの子も帰ってこなかった」

 

ロマ

「そうだったの・・・」

 

帰らなかった遠征隊を探しに

 

「次の時期、遠征隊は出さなかった

さらに次の時期が来て悩んでいたとき--」

「ヨニ--ロマの父親が

遠征隊として旅立つと言い出したのだ」

 

ロマ

「お父さんが?」

 

「物資の不足はそれほど深刻ではなかったが

何より前の遠征隊を捜索したかったのだな」

「ヨニに賛同する者も多く、その時は

遠征隊を送り出すことにしたのだよ」

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